ブログネタ：好きなアイスの味
ミッキー
ハイジはどんなアイスが好きなんだ？
ハイジ
ぴゅぴゅぴゅっ！
ミッキー
あっ！こら！逃げなくても良いじゃないか！
ハイジ
………………
ミッキー
何か用事でもあるのか？それなら無理に引き止めたりはしないけどさ
ハイジ
むっ？用なんて何も無いんだよ。そもそも用のある人間なんて実はほとんどいないのかも。自分がいないと大変な事になる、と思い込みたい人間が勝手に忙しい気持ちになってるだけで、実際はその人がいなくても世の中は何の問題も無く回っていくのが真相という……
ミッキー
ちょ、ちょっと待った。何だかとんでもない事を言ってるけど、とにかく用は無いんだな？だったらちょっと話さないか
ハイジ
んー？まぁミッキーの話す内容が面白いかどうかは別として、そう思い込みたいならどうぞお好きなようにかも。ぺこり
ミッキー
……何だか物凄く話しづらいな……と、とにかく、ハイジはどんな味のアイスが好きなん……
ハイジ
ぴゅぴゅぴゅっ！
ミッキー
あっ！こら！好きに話せって言ってたじゃないか！どうして逃げるんだ！？
ハイジ
ぴー！こんな時期にアイスの話題なんて、何やらとんでもなく恐ろしいアイス地獄が待ち受けてるに違いないのかも！
？
ねぇねぇ、あんたの待ち受けってどんなの？
？
ああ、それはアイスクリームだよ
？
え、この時期に？
？
………………
？
………………
ミッキー
おーい！走り去りながら一人芝居をされてももうほとんど何を言ってるのか聞こえないぞ！って、僕の声も既に聞こえてない気がするけど……ん？携帯に電話が……
？
まぁ夏が早く来ないかな、みたいなカンジでさ
？
ふーん、でもされる方はたまったもんじゃないよね
？
え、何が？携帯はアイスの画像を使ったからって冷たく感じたりしないじゃん
？
いや、何が携帯なのか分からないけど、ああ、そっか、撮影して楽しもうとしてるんだね
ミッキー
おい！電話口で一人芝居なんてしないでくれ！反応に困るぞ！こっちに戻ってくれば良いじゃないか！
ハイジ
ぴゅぴゅぴゅっ！どーん！
ミッキー
痛てー！いきなり背後から突撃してくるな！校舎を走り抜ける速度が速過ぎるぞ！
？
いや、私が何の撮影を楽しむの？まぁアイスを撮影したりするのは楽しいけどさ
？
ほら、やっぱり、私をアイスまみれにして楽しもうとしてるじゃん、どこでどうやって待ち受けようとしてるの？
？
え、待ち受けって、携帯の画面じゃないくて、何を待ち受けてるのか、って意味なの？
？
うん、当たり前じゃん、大量にアイスを準備して私を待ち受けてるんでしょ、他に意味なんてあるの？
？
いや、携帯の画面の……あー、もう何だか説明するのも面倒だからもう良いや
？
え、ちょっと、私をアイスで待ち受けてるんでしょ？どこにあるの？
？
うるせー！いやなのかやりたいのかどっちなんだー！
？
ぎゃー！この冷たい反応がアイスだったとはー！
？
まだ言うかこのー！
？
ぎゃー！
ミッキー
誰なんだよお前らは！って、もう直接聞こえてるから電話は切っても良いぞ！それに後ろからぶつかってきたら危ないじゃないか！
ハイジ
むむむ、ずいぶん熱いツッコミを細かく繰り出しているんだよ。どうやらアイスも溶けたカンジかも？そうなのかも。そうに違いないのかも
ミッキー
いや、別に僕はアイスなんて持ってないぞ。さっきの一人芝居といい、そういう話だと思ったのか？ただ好きなアイスを訊いてただけなんだけどな
ハイジ
………………
ミッキー
っていうか別に寒い季節に食べても問題ないと思うしな。とにかく僕は今は全くアイスは持ってないから、安心して会話してくれ
ハイジ
ぴー！やっぱりミニーへの愛すを無くしたとかいう話だったのかも！これは一大事なんだよ！とんでもなく寒い関係が待ち受けているのかも！ぴゅぴゅぴゅっ！
ミッキー
あっ！こら！そんな意味なんて今まで一度も出てきてなかっただろうが！じゃなくて、変な事をミニーに言おうとするんじゃない！
公認会話士が出版した小説一覧はこちら
スポンサーリンク