ブログネタ：年末年始太った？
ミッキー
年末年始は太るって言われてるけど、結局僕は１キロ増えてただけだったぞ
ミニー
あらそう。良かったわね。１，１キロ分は脂肪を付けて確実に寒さに強くなっているものね
ミッキー
いや、それくらいじゃほとんど実感なんて無いけど……毎日気温も変わってるわけだしな
ミニー
うるさいわね。そういう意識で生活をしていないから感じないだけかもしれないじゃないの。毎日毎日自分の体重だけを気にしながら生きていたらほんの少しの誤差にも気付けるようになるかもしれないわ。１，１キロ分のありがたみを感じるチャンスをことごとく逃すなんて勿体無いわね。人生には数え切れないほどの幸せのチャンスがあるのよ。あなたみたいな人はそのほとんどを逃しながら生きているんじゃないかしら。きっと１，１キロ分は間違いなく……
ミッキー
ちょ、ちょっと待ってくれ。さっきから言ってる１，１キロってのは何なんだ？僕は１キロ増えたって話をしてるんだけどな
ミニー
ええ、それがどうかしたのかしら。あなたが四捨五入して言っているのを私は正確に表現しているだけじゃないの。０，１キロ分の省略された脂肪の立場を考えたらいたたまれなくなるものね。もし私達がどちらも１，０キロと言ってしまったら、誰からも認識されない０，１キロはもうこの世に存在していないのと同じようなものじゃないの
ミッキー
いや、そういう事が言いたいんじゃなくて……どうして僕の体重が１，１キロ増えたって事になってるんだ？
ミニー
うるさいわね。あなたの体型なんて毎日飽きるほど見てるもの。どれだけ増えたり減ったりしてるのかなんて一瞬見ればすぐに分かるわよ
ミッキー
それがホントだったら相当スゴイぞ！そもそも食後とかは見た目が同じでも体重が増えてるはずだし、そこまで正確には分からないはずだぞ
ミニー
うるさいわね。どれだけ揚げ足をとっても私やあなたの体重は軽くなったりしないわよ、失礼な。もちろん一日の中で体重の増減はあるけれど、毎日同じ時間に同じ条件で計測すれば正確な数値と言っても構わないんじゃないかしら？
ミッキー
まぁそうだな。風呂上りとか、朝起きた時とかに量る人が多いのかな。でも僕は毎日体重を量ってるわけじゃないしな……
ミニー
ええ、そうね。でもあなたの生活のふとしたところに体重計が存在しないとは言い切れないわ。言ってる隙に量られているかもしれないわね
ミッキー
そんな芸当が出来るならもっと他の事に活かした方が良いと思うぞ！
ミニー
違うわよ。寝てる隙に量られている、って言ったの。ベッドなのか床なのか、それともベッドごと釣られているのか、とにかくあなたの変化は１グラムたりとも見逃したりしないわよ
ミッキー
こら！夜中に僕の部屋にどうやって侵入してるんだ！
ミニー
うるさいわね。何を興奮しているのかしら。知らぬ間に体調管理をしてくれる彼女がいる幸せを逃さずに感じるチャンスじゃないの。しっかり感謝すべきじゃないかしら
ミッキー
ううっ、そ、そんなもんなのか？ありがとう……って、体重計じゃなくて口車に乗せられてる気がする……
続く
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