究極の携帯電話はすぐに家の中に隠れて出てこなくなってしまうもの?

   

ブログネタ:ケータイ、なくしたり水没させたりしたことある?

ミッキー
昨日は危なかったぞ
ミニー
ええ、そうね。とても危なかったと思うわ
ミッキー
え?う、うん。携帯を落としそうになっちゃってさ
ミニー
ええ、そうね。落ちそうになってしまったわね
ミッキー
そ、そうなんだ。しかも洗面台の脇に液体の入ったバケツがあって、そこに落ちそうになったんだ。もし落としてたら水没してたな
ミニー
ええ、そうね。夕立の影響で庭に水溜りが出来ていたもの。あのままでは水没していたでしょうね。危なかったわ
ミッキー
……何の話をしてるんだ?僕は自分の家であった出来事を話してるんだけど……
ミニー
ええ、そうね。あなたの家での出来事よ。危うく足を滑らせて転落しそうになってしまったわ
ミッキー
人の家の屋根で一体何をしてるんだ!危ないから辞めてくれって言ってるだろ!
ミニー
うるさいわね。冗談じゃないの。それとも私があなたをストーキングしていると宣言すれば、あなたは全面的にそれを信じてしまうのかしら?少なくともあなたは一度も私を目撃した事は無いし、どうして会話を盛り上げるために彼女がついた可愛いウソだと思う事が出来ないのかしら。私が今朝あなたに会う前に人を殺してきた、と言ってもあなたは信じてしまうのね。そんな信頼関係の欠如した相手にはこれ以上私の未来を見届けてもらおうとはとても思えないわ。二度と私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
ちょ、ちょっと待った!どうしてこんな展開になるんだ!もしホントだったら危ないから辞めてくれ、って言ってるんだぞ。お前の事は信じてるけど、でもその場にいなきゃ知らないような事を知ってたケースがあまりにも多いし……うーん……
ミニー
あら、たまたま冗談で言った事が当てはまっていたり、あなたの話に合わせて言っているだけかもしれないじゃないの。携帯が溺れて壊れたら修理したり買い換えたり出来るけれど、策士が策に溺れて人間関係が壊れたらもう修復出来ないしやり直せないわよ
ミッキー
そ、そうだな。分かった。じゃぁお前を信じるよ
ミニー
ええ、賢明な判断ね。でもあの屋根は濡れると滑りやすいから今度掃除させてちょうだい
ミッキー
……そういう事を言うと全部台無しになるだろうが……全く……やっぱり今後も折を見て言い続ける必要があるのかもしれないな……
ミニー
何をごにょごにょ別れの挨拶の後に出来心で彼女を尾行した結果、彼女が真っ直ぐ家に帰らず自分の家の前までやってきてしまったどころか、家の前の電柱に隠れて動かなくなってしまって自分も身動きが取れなくなってしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。そういうケースもあるから無闇に素人が人を尾行なんてしない方が良いわよ。人間は自分の知らない事を知りたがる生き物だけれど、今知らない事は誰かがあなたに知らせないようにしていたから、という場合も考慮しなければならないわ。知らない方が幸せな事というのが世の中にはたくさんあるのよ
ミッキー
何だか難しい話になってるな……っていうかまるで尾行の玄人みたいな言い方なのが気になるけど。僕はとにかく携帯が落ちなくて良かった、って話をしたかっただけなんだけどな
ミニー
あらそう。でも最近のはちゃんと防水対策が出来ているから実際には濡れた程度では壊れないんじゃないかしら。問題は落ちた衝撃の方ね。割れるだけでは済まないかもしれないわ
ミッキー
まぁそれもそうなんだけど、でもバケツに液体が入ってるし、そんなに強い衝撃にはならないんじゃないかな
ミニー
あら、そうかしら。あの程度の水分量ではほとんど下に直撃しているのと変わらないような気がするけれど
ミッキー
何か実際にバケツを見た事があるような口振りだな……まぁ何度か僕の家に遊びに来てるしな。実はあの脱衣所のバケツは服の染み抜きとかに使う漂白剤を母さんが入れてるんだ。だから僕は衝撃よりそっちの方がマズイような気がするぞ
ミニー
あらそう。ただの水溜りと思っていたけれど、あんなところに漂白剤を仕掛けてあるのね、これは侮れないわ。せっかく買った防水の上着が真っ白になって暗闇でも目立つ服になってしまうもの。私の髪も白髪になってしまうんじゃないでしょうね
ミッキー
……どうも変だと思ってたんだけど、やっぱり何か違う話をしてないか?僕は携帯の話をしてるんだぞ?
ミニー
ええ、だから私の携帯の話よ。すぐに家の中に隠れて中々携帯させてくれないから苦労しているのよ
ミッキー
……僕ってお前にとっては携帯みたいな存在なのか?
ミニー
あら、だって常に肌身離さず携えていたいのが携帯でしょう?

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