ブログネタ:シャンプーなに使ってる?
ミッキー
そういえば普段はどんなシャンプーを使ってるんだ?
ミニー
あら、どういう事かしら?
ミッキー
いや、そのままの意味だぞ。普段どんなシャンプーを使ってるのかな、と思ってさ
ミニー
あらそう。【いつもいつも針金だかシャーペンの芯だか分からない黒い棒の束を頭に乗せているが、もしかしてそれは髪の毛じゃないだろうな。腕に刺さってチクチクするというより、本当に金属アレルギーになるんじゃないかという恐怖があるから、早くちゃんとしたシャンプーを使ってその黒いのが実は髪の毛なんだと頭皮に思い出させてくれ。この天使の輪というより悪魔の尻尾みたいな不気味な女め】と言おうとしているんでしょう?あなたの思っている事は何もかもお見通しよ
ミッキー
そんな事思うわけないだろ!どんなシャンプーを使うとそんな綺麗な髪になるのかな、と思ったんだ!
ミニー
……うるさいわね。そんな言葉で私の心が泡立つと思ったら大間違いよ。心がキューティクルで覆われていてゴミのような言葉を全て跳ね返してしまって悪かったわね
ミッキー
何だかよく分からないけど……僕の想いがゴミってのは酷過ぎるんじゃないのか?
ミニー
あら、何の事かしら。ゴミではない言葉はちゃんと栄養として吸収されるわよ。て、何を言わせるのかしら、みっともないわね
ミッキー
そ、そっか。僕の言葉がお前の活力になってるとしたら嬉しいな。それはそうと、普段はどんなシャンプーを使ってるんだ?
ミニー
しつこいわね。シャンプーなんてお風呂場に置いてあるものを適当に使えば良いじゃないの。まさかシャンプーのボトルに蜂蜜を入れておくようなハニートラップを仕掛けるタイプのお母さんではないでしょうからね
ミッキー
まぁそれはもちろんそうだけど、ハニートラップってもっと全然違う意味だったような気がするぞ。色仕掛けで男を騙すような意味じゃなかったっけ?
ミニー
あらそう。蜂蜜があるフリをして誘って、実際には砂糖水のシロップを食べさせたりするのね。色に仕掛けをしておけばそう簡単に見破られないんじゃないかしら
ミッキー
その色仕掛けじゃないぞ!甘い誘惑をしておいて針で突き刺すようなイメージなんじゃないか?
ミニー
ええ、そうね。皮膚にどんどん突き刺さるような黒髪で悪かったわね。でもハニーではなくてミニーだから気をつけてちょうだい
ミッキー
……一体何の話をしてるんだ……まぁハニートラップよりミニートラップの方が遥かに恐ろしい気がするけど……
ミニー
何をごにょごにょ虫の息のような言葉を発しているのか分からないけれど、要するにシャンプーの話なんて始められてもどうにもならない、と言っているのよ。適当にごちゃごちゃやって泡立てていれば綺麗にまとまるんじゃないかしら
ミッキー
やっぱり適当に話してたのか、全く。確かに内容は薄いテーマかもしれないけど、一応ほら、泡立ちを重視してるとか、洗い終わった時の髪の感触を重視してるとか、香りを重視してるとか、そういうのだけでも話になるんじゃないか?
ミニー
しつこいわね。シャワーを浴びながら手の届く範囲にあるシャンプーを重視していると言っているじゃないの。それ以外のシャンプーなんてどうやって使うのかしら
ミッキー
シャワーを浴びる前に準備しておけば良いじゃないか!って、ホントに全くこだわりが無いのか?
ミニー
ええ、そうね。そもそもシャンプーは髪を洗うというより頭皮を洗うために使うものよ。だから髪の感触とかは重視する必要は無いんじゃないかしら
ミッキー
なるほど。そっちはリンスとかトリートメントに任せておけば良いわけだな。じゃぁしっかり頭皮を洗って痒くなったりしないシャンプーが理想か
ミニー
ええ、そうね。脂性だとか乾燥肌だとか、それぞれ違うんじゃないかしらね。自分の頭皮の状態に合わせたものを使えば全くこだわらなくても良いんじゃないかしら
ミッキー
……結構こだわってるように聞こえるけど……いつも言ってるけど、ホントに綺麗な髪だと思うしな。それでこだわってない、って言ったら嫉妬されるぞ
ミニー
うるさいわね。何もこだわっていないと言っているじゃないの。あなたに褒められたシャンプーを変えただけよ
ミッキー
こら!僕が髪を褒めるたびに変えるのか!?いくらなんでも酷いぞ!
ミニー
違うわよ。あなたに褒められたシャンプーを買っただけ、って、何を言わせるのかしら、みっともないわね
ミッキー
ううっ、そっか。僕が褒めたからそのまま同じシャンプーを使ってるなんて……髪が綺麗なのは心も綺麗だからなんじゃないか、って思えるぞ
ミニー
……そういうくさい言葉を浴びせられるならもっと香りの強いシャンプーに変える必要があるかもしれないわね
ミッキー
言葉は髪に付着したりしないと思うぞ!
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