ブログネタ:今までかかった最も重い病気
ミッキー
		今までに何か大きな病気になった事ってあるか?
		ミニー
		ちょっと、私に近寄らないでちょうだい
		ミッキー
		え?何で?会話出来ないじゃないか
		ミニー
		うるさいわね。どうせ【何だか知らないが、いつも僕の横にいるこのウィルスみたいな女を離れさせるにはどうしたら良いんだ。やはりここはウィルスらしく、消毒すれば消滅するのかもしれない。何とかして病気にかかった僕の人生を取り戻してやるから覚悟しておけ。この人体に寄生しないと繁殖出来ないのに、結局その人を殺して自分達も消滅する運命のガンのような女め】と言おうと思ったんでしょう?あなたの言いたい事は何もかもお見通しよ
		ミッキー
		そんな事言うわけないだろ!何があっても離れずにずっと傍にいて欲しいぞ!
		ミニー
		……うるさいわね。そんな言葉で心が消毒されると思ったら大間違いよ。それどころか更に攻撃力が増してしまうんじゃないかしら、残念だったわね
		ミッキー
		いや、何が残念なのかよく分からないけど……とにかく、今までに何か重い病気になった事があるかどうか訊いてるんだぞ
		ミニー
		しつこいわね。あなたはどうなのかしら?
		ミッキー
		僕か?うーん、最近は風邪くらいだけど、子供の頃は高熱を出してうなされたりした事もあるみたいだな。うわごとみたいな事を言ったりしたらしい
		ミニー
		あらそう。実際は意識もあって元気だったんでしょうけれど、自分の子供が狂っていると思いたくない両親が熱にうなされたという事にしておいたんでしょうね
		ミッキー
		おい、それじゃ手の付けられないどうしようもない子供みたいじゃないか。そんな大人達を困らせるようなわけの分からない言動を繰り返すような子供じゃなかったはずだぞ
		ミニー
		あらそう。自分で変わり者と認識しているうちは真の変わり者ではないでしょうからね。自覚症状の無いのが最も重篤な変わり者なんじゃないかしら
		ミッキー
		こら!どうして僕が変人みたいな話になってるんだ!?いくらなんでも酷いぞ!
		ミニー
		うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。話題を変な形に作り変えてしまう難病みたいな女で悪かったわね
		ミッキー
		全く……と、とにかく僕はありがたい事にそこまで重い病気になった事が無いんだけど、お前はどうだ?お前も健康だし、やっぱりそこまで大きな病気は経験してないカンジか
		ミニー
		さぁ、どうかしらね。全く眠らないとか、フライドポテトの味しか感じないとか、表情筋が全く発達してないとか、暑さ寒さを感じないとか、何を見ても笑ったり泣いたり出来ないとか……
		ミッキー
		う、うん、確かに言われてみればかなり個性的な要素も多いけど、でもそれで体調が悪くなったりするわけじゃないし、病気とは言えないんじゃないか?
		ミニー
		あらそう。それが病気ではないとしても、一つだけどうにも治りそうもない病気があるわね
		ミッキー
		え、おい、何だか心配になるじゃないか。何か体調がすぐれない要素でもあるのか?
		ミニー
		あら、そうね。脳内環境が全く解せない事じゃないかしら
		ミッキー
		な、なるほど。頭の回転が速い事とか、記憶力が良過ぎる事を自分でもコントロール出来ない、ってカンジか……?でも脳は誰にとっても解明出来てない要素が多いから気にし過ぎない方が……
		ミニー
		違うわよ。恋愛感情が全く消せない、って言ったの。って、何を言わせるのかしら、みっともない
		ミッキー
		うっ、なんと、僕への想いが今までで最も大きな病気なのか……まさか恋の病と言ってもらえるなんて幸せだ……
		ミニー
		持てる知識を総動員して薬を開発するのが私の使命なのかもしれないわね。そのうち完成するんじゃないかしら
		ミッキー
		そんな薬は作らなくても良いと思うぞ!
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