１日１０回更新しても６８年間ブログを続けるテクニックとは？

ずっと１日に１、２回くらいの更新を続けてきたけれど、ちょっと出過ぎかしら

誰が嫌なんて言ったのよ。何ならこのままこの場所を私が乗っ取ってやるわ

まぁ、ずいぶん見くびられたものね。ただ相槌を打ってるだけのあなたと一緒にしないで欲しいわ

例えば広辞苑の最初の単語から一つずつ順番にテーマを決めて話せば２５万回も会話ブログが出来るわ。まぁ大変。うかうかしてられないわ。１日に１０回ずつ会話ブログをしても６８年くらいかかるじゃないの

さぁ、まずは【あ】からスタートよ。まぁ、何よこれ。【あ】一文字だけで１０個以上あるじゃないの。色々な【あ】で１０回以上も会話をするなんてゾクゾクするわ。洒落や音に特化したフレーズは１回しか使えないし、このチャレンジをするのが私以外の人だったらとても出来そうにないわね

私が思うに、【あ】ってまずちょっと態度が大きいんじゃないかしら。いかにも自分が全ての音の第一人者といった様子で、他の全ての音や文字を従えて、我が物顔で君臨している様子がヒシヒシと文字の形からも伝わってくるわ。次の【い】が控え目なのも、自分の力強さをアピールするための効果だけを期待して側近に据えているのね、きっと

あ？ああ。いたのね。すっかり忘れてたわ

そんなつまらないマネをするはずがないでしょう。失礼な。【あ】にするわよ

違うわよ。愛するわよ、って言ったの。それで今日は結局何がテーマなのかしら？

しつこいわね、さっきから。足蹴にするわよ、って言ったの。そこに四つん這いになりなさい

しつこいというのは、嫌悪感を煽る、ストレスを感じさせる行為を短時間で頻発する事でしか産まれない貴重な感情よ。それを私に抱かせる事に成功するなんて、怒らずに歓喜すべき事態じゃないかしら

あら、そうかしら。全く何も印象に残らない普段の状態よりはマシじゃないかしら。世の中には服を着ただけでニュースになってしまう、日常生活が裸族だと勘違いされている可哀想なモデルだっているのよ。そう思われる事に比べたら大抵の事は耐えられるわ

あらそう。だからせめて想像の中での彼女には服を着せてあげましょう

まぁ、私は勘違いをした事なんて無いわよ。失礼な。皮膚を切り裂いてやろうかしら

違うわよ。服を着させてやろうかしら、って言ったの。あなたもいつまでもそんな裸のままじゃ風邪引くわよ