【会話ブログ】 ミッキー+ミニー

晴れているのが良い天気とは限らない理由とは

投稿日:

ブログネタ:雨の日、約束を取り下げたくなる?

ミッキー
どこかに出掛ける時は良い天気の方がありがたいな
ミニー
あら、何かしら、突然、気持ち悪いわね。という事は思い切り雨が降っている方があなたは嬉しいのかしら?
ミッキー
いや、そうじゃないぞ。良い天気って言ってるじゃないか
ミニー
あらそう。という事はザッとゲリラ豪雨のような夕立が降って、すぐに止むのが嬉しいのね
ミッキー
おい、どうしてそうなるんだ。出掛ける時にそんな事になったら最悪じゃないか。良い天気って言ってるんだぞ
ミニー
あらそう。という事は命の危険を感じるような、このままでは干からびて死んでしまいそうな記録的猛暑が嬉しいのね
ミッキー
こら!そんな時に出掛けたらホントに危ないぞ!真面目に会話してくれ!
ミニー
うるさいわね。人にはそれぞれ好みや生活に合わせた【良い天気】というのが存在するのよ。あなたの良い天気だけが良い天気だと思ったら大間違いよ
ミッキー
いや、まぁそうかもしれないけど……でもさっきまでのは明らかに良い天気の話じゃないんじゃないか?
ミニー
あら、そうかしら。水不足に悩んでいる砂漠に住む人達だったり、田んぼに水入れをしようと思っている農家の人だったり、カキ氷に代わる新しい夏の食べもの【カタ氷】を売り出そうと目論んでいる人だったり、それぞれにとって良い天気と言えるんじゃないかしら
ミッキー
カタ氷ってただの氷の塊みたいなイメージだけどな……って、それは良いとして、まぁとにかく言いたい事は分かったぞ。でも僕の言いたい良い天気は、穏やかで暖かい晴天ってカンジかな
ミニー
あらそう。人が飛ぶほどの強風が吹きすさんでいる日が嬉しいのね。どこへ出掛けるにもちょっとだけ早く到着出来そうだものね
ミッキー
だからそれじゃ全然穏やかじゃないじゃないか!僕の言ってるのと全く違うぞ!
ミニー
うるさいわね。大きな声を出せばその反動で凪の状態が訪れると思ったら大間違いよ。中には強風の日に何となく心が落ち着いて穏やかになる人だっているかもしれないじゃないの。例えば強風の日に干しておいたバスタオルが飛んでしまったので慌てて拾いにいくと、バスタオルかと思った白い物体が実は数年前の衆議院選挙で落選した候補者のポスターで、あの時はこの人に投票しておけば良かったのかもしれないという自責の涙がこぼれてきたものの、それを拭くタオルがまだ見付からないようなものよ
ミッキー
……例えの状況がよく飲み込めないけど……とにかく風もなくて暑くも寒くもない日の事を言ってるんだぞ。やっぱり雨が降ってるとちょっと出掛けるのが億劫になったりするからな
ミニー
あらそう。水不足になったらどこかへ汲みに行ったりして物凄く億劫だと思うけれど、雨の方が億劫な人もいたのね。もしかしてリフォーム番組に出てくるような雨漏りだらけの家なのかしら?雨が降ったら慌てて帰宅して洗面器やバケツを仕掛ける、みたいな分かりやすい演出をしているけれど、そんなの普段は出掛ける前からちゃんと置いてあるに決まっているじゃないの。あなたも今度からそうした方が良いわよ
ミッキー
何の話なんだ一体!雨の日は出掛けるのが億劫って言ってるだけだぞ!お前はそう思ったりしないのか?
ミニー
うるさいわね。雨だからって億劫になったりするはずがないじゃないの。印象がそうなっているもの
ミッキー
そっか。雨には別に嫌なイメージが無いんだな
ミニー
違うわよ。一緒の傘に入れるもの、って言ったの。って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
ううっ、そっか。そんな風に想ってくれるなんて嬉しいな。そういう理由じゃ、むしろ雨の日の方が出掛けたいくらいだな
ミニー
あら、出掛けなくても家の中で傘を差せば良いじゃないの。バケツに入らず飛び散ってしまうかもしれないけれど、それも中々風情があるんじゃないかしら
ミッキー
別に僕の家は雨漏りしてないぞ!

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