ブログネタ:小学生の時、足の速い男の子を好きになった?
ミッキー
小学の頃って、スポーツの出来る男子が人気だったりしたな
ミニー
あらそう。という事は大人になるとスポーツマンは単なる筋肉バカみたいな扱いになってしまうのね。あまりそういう事を言っていると、世界中のスポーツ選手に取り囲まれてしまうんじゃないかしら
ミッキー
おい、僕はそんな事は全く言ってないぞ。大人だってスポーツ選手は人気があるじゃないか。小学生だと更にそういう要素が強いんじゃないか、って言ってるんだ
ミニー
あらそう。という事は小学生にとって、勉強の出来る出来ないは全く個性のうちに入らないのね。そういう事を言っていると、ようやくゆとり教育を見直した教育機関に取り囲まれてしまうんじゃないかしら
ミッキー
おい、だからそんな事は言ってないってのに。あくまでスポーツの出来る男子が人気があった、って言ってるんだぞ。足の速い男子とかさ
ミニー
しつこいわね。タイムが全く変わらないのに何度も何度も走ればそのうち速くなるんじゃないかと勘違いしている小学生みたいに何度も同じ事を言わないでちょうだい。考えながら走らなければ速くならないに決まってるじゃないの。足ではなくて頭で走るのよ
ミッキー
な、なるほど。まぁ足の遅い子はどれだけ走っても遅いもんな。という事は速くなるコツとかを知ってるのか?
ミニー
あら、そんなの簡単じゃないの。速さを体験すれば良いのよ
ミッキー
そっか。速い子と一緒に走れば、身体の使い方とかも参考になるかもしれないな。正しい走り方が分からない、って子も多いだろうからな
ミニー
あら、何の話をしているのかしら。そんなの車とかバイクで引っ張ってもらえば良いじゃないの。とんでもない速さになるわよ
ミッキー
それじゃ引きずられてるだけじゃないか!擦り傷どころじゃ済まない気がするぞ!
ミニー
うるさいわね。私の高速の冗談にしっかり引きずられてしまっているじゃないの。あなたもそのまま大怪我をして終わりなのかしら?
ミッキー
いや、よく分からないけど、と、とにかく、足の速い子が人気があったな、という話を……
ミニー
あら、よく冗談に引きずられていたのに持ち直したわね。意外と冗談に対して足が速かったのかしら?
ミッキー
おい、まだその設定が続いてるのか?冗談なのか冗談じゃないのか分からなくなってきたぞ
ミニー
さぁ、どうかしらね。私としてはどちらでも構わないけれど、あなたが冗談だと思いたいなら冗談にすれば良いんじゃないかしら
ミッキー
どっちでも構わないってのが気になるな……さっきのが冗談じゃないとしたら一体どうなるんだ?
ミニー
あら、あなたは冗談に対してずいぶん速く立ち直ったじゃないの。それが女子にモテるとかいう話だと思ったけれど
ミッキー
そ、そっか。なるほど。僕はお前の冗談に対して立ち直りが速いから、お前が格好良いと思ってくれる、みたいな話だったのか。足の速さの話が冗談の話になっちゃってるけど、そう思ってくれるのは凄く嬉しいぞ
ミニー
あらそう。冗談の話なのによく信じられるわね。やはり鈍足かしら
ミッキー
こら!それじゃ何がどうなっても嬉しくない展開になりそうじゃないか!
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