ブログネタ:東京が雪で大わらわ。どう思った?
ミッキー
今年の年明けは久し振りに雪がちょっと積もったな
ミニー
引っぱたくわよ
ミッキー
何でだよ!変な事は言ってないぞ!
ミニー
うるさいわね。私達の体験した雪なんて大した事は無いじゃないの。もっと凄かった地域もたくさんあるのを知らないのかしら
ミッキー
いや、それくらい知ってるぞ。何日も孤立したり、怪我をしたり亡くなった人もいたからな。でも都心だって雪が降ったら大変だぞ
ミニー
引っぱたくわよ
ミッキー
だから何でだよ!ホントの事を言ってるだけだぞ!
ミニー
うるさいわね。どんな備えをしていても、予想を上回る事態になったりするのが自然界の教訓じゃないの。だからここは思い切り引っぱたかれてしまう体験をしておいた方が良いんじゃないかしら。早く頬を出してちょうだい
ミッキー
理不尽に叩かれる事態は今後も起こらないような気がするぞ!大雪に強くなるとも思えないぞ!
ミニー
うるさいわね。正論なんて軽々と埋め尽くすような大雪が降る事を知らないのかしら。早く頬を出してちょうだい
ミッキー
ちょ、ちょっと待ってくれって!ひとまず落ち着いてくれ!
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。落ち着いていないのはあなただけよ。それとも自分自身に言い聞かせていたのかしら?
ミッキー
いや、叩かれたらたまらないからつい……いまいち冗談に聞こえないからな……と、とにかく、やっぱり都会は雪が降ると大変な事になるな
ミニー
ええ、そうね。そういう事態を想定せずに街づくりをしているから仕方がないんじゃないかしら。地震対策とか雪対策とか、そういう工程を入れると費用も建築日数もかさむものね
ミッキー
なるほど。まぁどうせ降っても年に1回か2回ってカンジだからな。でも今年の雪で長靴とかスコップとかを買った人は今度降る時は安心なんじゃないか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。人間は嫌な記憶を時間と共に薄れさせていく生き物だから、せっかく買ったスコップと長靴が邪魔になって物置にしまった事を忘れてまた同じように不安になって購入するんじゃないかしら。あまり油断していると雪が警告としてたくさん降る恐れもあるわね
ミッキー
そんな風に雪雲に意志があったら大変だけどな……まぁそれにしても、10年くらい前に今年の雪よりももっと大雪が降った記憶があるけど、お前の家は大丈夫だったのか?
ミニー
あら、どういう事かしら
ミッキー
いや、ほら、お父さんしか男手がないし、雪かきが大変だったんじゃないか?僕もお父さんの雪かきを手伝った記憶があるからな
ミニー
あらそう。私の家は世間から隔絶されてちょうど良かったんじゃないかしら。あの雪で作った壁が俗世間との間にそびえていたわよ。品川なのにカマクラがある、などとくだらない事を言っている人もいたわね
ミッキー
雪かきせずに逆に壁を作ったのか!?どんな分厚い壁を作ったんだ!?
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。黒く染まる事を恐れて、私の家だけ全く雪は降らなかったわよ
ミッキー
まぁそれも冗談だろうけど……と、とにかく、もしまた降ったら呼んでくれれば手伝うからな
ミニー
あら、そういう事態にはならないんじゃないかしらね。一生分降ってしまったものね
ミッキー
いや、そんな事は無いと思うぞ。また冬になったら降るかもしれないぞ
ミニー
違うわよ。一緒に住んでしまうものね……って、何を言わせるのかしら、みっともないわね
ミッキー
ううっ、そっか。今度大雪になる頃にはもう一緒に住んでるかもしれないな。だったら呼ぶまでもなく僕達の家だからな
ミニー
あら、何の事かしら。嫌な記憶はすぐに忘れてしまうから何を言ったのかさっぱり分からないわね
ミッキー
忘れるのが早過ぎるぞ!じゃなくて、一緒に住む話題が嫌な記憶だなんて酷いぞ!
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