ブログネタ:ナフサ不足について
ミッキー
最近、戦争に関するニュースで「ナフサ不足」って言葉をよく耳にするようになったな。石油から作られる重要な原料らしいんだけど……
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
まぁ確かに不足したら残念に思う人は多いんだろうけど、世の中の色んなプラスチック製品とかに影響が出るらしいな。医療用製品や自動車の部品からスーパーやコンビニの容器まで、ナフサが足りないと困るものがたくさんあるらしいぞ
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
うん、そうだな。 原油の供給が不安定だったり、戦争の影響で海峡が閉鎖されて原油の取引が停滞したりで深刻な状況になる可能性があるらしいぞ。僕達の周りにある便利な生活が当たり前じゃなくなるかもしれないぞ
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
う、うん。何だかさっきから適当に返事してるような気が……えーと、ちなみにお前はどう残念だと思うんだ?
ミニー
あらそう。残念だったわね
ミッキー
こら!やっぱり適当に返事してるじゃないか!真面目に会話してくれ!
ミニー
あらそう。残……って、うるさいわね。真面目に返事する気持ちが閉鎖されて不足してしまっていたのよ。とにかく原油だのナフサだのが不足しているのにいまだに世界の人口が増え続けているなんて残念じゃないの。ちょっと人間も不足した方が良いんじゃないかしら
ミッキー
こら!戦争だの何だのをしてもっと人間が減った方が良い、みたいな言い方じゃないか!いくら何でも言い過ぎだぞ!
ミニー
うるさいわね。人間が自分達の都合に合わせて地球の底から勝手に油を吸い上げて、挙句の果てに「足りない」「生活が脅かされる」なんて騒いでいるなんて、それこそ残念な話じゃないの。自然の恵みを際限なく消費できると思い込んでいた人間の傲慢さが、ツケとなって回ってきただけなんじゃないかしら
ミッキー
た、確かにそういう側面もあるかもしれないけど……でも、ナフサが不足して製品が値上がりしたり手に入らなくなったりしたら、皆の生活が苦しくなっちゃうじゃないか。既に商品のパッケージのデザインが変更になったりしてるぞ
ミニー
あら、どうかしらね。もしかしたら今までが異常だっただけなんじゃないかしら。不足しても形を変えて維持していけるなら、結局は今までが過剰包装だったという事だものね。ナフサに限らず世の中は今より少し不便になって、一つの物を大切に使うようになるのもアリなんじゃないかしら
ミッキー
なるほど……。不便になったり不足したりする事で、かえって物のありがたみが分かるようになるわけか。でもそうなるとナフサ関連の企業や工場で働く人達の仕事が無くなったり、経済全体が冷え込んだりするんじゃないか?
ミニー
ええ、そうね。必要なものが必要な数だけになるなら、今過剰にある労働力や需要などは無くなってしまうでしょうね。そもそも資源が無限にあるという前提のもとに成り立っているものなんて、遅かれ早かれいつかは崩壊するわよ
ミッキー
うーん、ちょっとした世の中の情勢の変化が自分の生活に思わぬ影響をもたらしたりするんだろうな……まぁとにかくどんなに世界が便利になっても不便になっても、僕はいつもお前のことを一番に考えて、支えていきたいと思ってるぞ
ミニー
……何を閉鎖された運河がようやく開放された船員のような顔をしているのか分からないけれど、あなたがどう思おうが私はここにいるわよ
ミッキー
ううっ、やっぱり僕がそばにいる世界を当たり前に受け止めてくれてるんだな。感激だ
ミニー
違うわよ。私は箱に入れるわよ、って言ったの。ナフサ製の容器が無くなったら何でも木箱に入れれば良いのよ
ミッキー
うーん、それだとすぐに必要な数が確保出来なくなるというか、今度は木製製品が不足するだけなんじゃないのか
ミニー
あらそう。頭のネジが外れたような事を言って悪かったわね。私のはプラスティック製のネジだから仕方がないのよ
ミッキー
頭の中はナフサ不足になったりしないと思うぞ!
公認会話士が出版した小説一覧はこちら