ブログネタ:体力がなくなったと感じた年齢
ミッキー
体力ってどうしても徐々に衰えてくるのかな
ミニー
ええ、そうね。それがどうかしたのかしら
ミッキー
いや、やっぱりなるべく長い時間元気でいたいじゃないか
ミニー
あらそう。80歳や90歳で自転車に乗る若い女性を走って追い掛け回したりすると迷惑になるわよ。下手すると捕まってしまうんじゃないかしら
ミッキー
元気の方向性がちょっとおかしいぞ!純粋に疲れにくいとか運動能力があるとか、そういう意味だぞ!
ミニー
うるさいわね。老人で【元気】と言われたらまず大体【お盛ん】みたいな意味で言われるじゃないの。という事は年齢によって【元気】という言葉の意味が変わるのかもしれないわね。言われてみると、赤ちゃんの【元気】は【大声で泣く】みたいな意味だったりするものね
ミッキー
なるほど。まぁでも僕は今の僕達の年代の【元気】と同じ意味で言ってるんだぞ
ミニー
あらそう。高校生くらいの【元気】は【頭は悪いけれど笑顔で明るく素直でハキハキしている】みたいな意味かしらね。残念ながらあなたは既に元気とは少し違うような気がするわよ
ミッキー
うーん、まぁ確かに学生の場合はそういう【元気】のイメージがあるな……じゃぁ僕が言ってる【健康】って意味の【元気】は何歳くらいに当てはまるんだろうな?
ミニー
さぁ、どうかしらね。40代とか50代の上司が部下に【いつまでも元気ですね】みたいな言われ方をしているイメージもあるわね
ミッキー
なるほど。休日は趣味のスポーツを楽しんだり、仕事中もハツラツとしてるカンジか。じゃぁそういう意味でいつまでも元気でいるにはどうしたら良いんだろうな
ミニー
あら、そうね。【いつまでも若者に道を譲らずに張り合っちゃって、年甲斐も無く頑張ってるなよこのオッサン】みたいに思われたいのかしら?それにはもうちょっと年齢を重ねないとその雰囲気は持てないでしょうね
ミッキー
こら!また【元気】の意味が変わっちゃってるじゃないか!どれも僕が言いたい意味に当てはまらないぞ!
ミニー
うるさいわね。検証した結果、【元気】という言葉はもう本来の意味から離れつつある言葉なのよ。色々な使われ方をしているうちに違う意味になってしまったり、元々の意味とは逆の意味になってしまう言葉もたくさんあるものね
ミッキー
なるほど。以前もそんなような事を言ってたな
ミニー
ええ、そうね。例えば【お前】は今では失礼に受け取られるけれど、本来は【位の高い人の目の前の場所】という意味で、名前や存在を直接呼ぶ事すら恐れ多い相手に対して使っていた言葉だものね。丁寧過ぎたり褒め過ぎたりすると逆に嫌味だったり嘘っぽく聞こえたりして失礼な意味になってしまう、という好例じゃないかしら
ミッキー
そうだな。という事は【元気】も本来は褒め言葉なのに、【年甲斐もなく元気】とか【空気を読まずに元気】みたいな枕詞がついて失礼な意味になりつつあるわけか。将来はホントに悪い意味に変わっちゃってるかもしれないぞ。って、何だか段々難しい話になってきたな……いくつになっても体力が衰えないままでいたいな、って話だったんだけど……
ミニー
あらそう。元気が取り柄のあなたは難しい事なんて考えずに元気に生きていれば良いのよ。残念だったわね
ミッキー
こら!早速元気で馬鹿にされてるっぽいぞ!
スポンサーリンク