【会話ブログ】 ミッキー+ミニー

好き嫌いは生まれつき?嫌いな食べ物は克服出来るのか

投稿日:

ブログネタ:食べられないものある?

ミッキー
そう言えばお前は餡子が苦手だったな
ミニー
ちょっと私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
え?何で?会話出来ないじゃないか
ミニー
うるさいわね。苦手なものを探って何かとんでもない嫌がらせをしようと思っているんでしょう?○か×かを選ぶ泥んこクイズをして、泥の代わりに餡子の中に入れるつもりかしら。残念ながらクイズに不正解になるとは限らないわよ
ミッキー
一体何を警戒してるんだ!?苦手なものを無理やり食べさせる気はないぞ!
ミニー
うるさいわね。早速餡子のように重苦しい重低音になっているから気をつけてちょうだい。何を考えているのかしら
ミッキー
いや、変な誤解をされたもんだからつい……と、とにかく餡子は初めて食べた時から苦手だったのか?
ミニー
ええ、そうね。それがどうかしたのかしら
ミッキー
いや、好き嫌いってどうやって決まるのかな、と思ってさ。逆に初めて食べた時から餡子が好物になる人もいるわけだし、誰もが同じような味覚とも限らないのかな
ミニー
さぁ、どうかしらね。という事は前世の記憶で決まるんじゃないかしら。きっと前世の私は餡子の泥んこクイズで死んでしまった人なんでしょうね
ミッキー
そんな事件は人類の歴史で一度も起こってないと思うけど……だったら納豆が苦手な僕はどうなるんだ?
ミニー
あら、それは周囲から散々【くさい】とか【寄るな】などとからかわれていじめられて、【どうして自分より納豆の方がくさいはずなのに納豆が好物な人は多いんだろう】と思い詰めた結果、全身に納豆を塗りたくって登校する事を思い付いて、ついにいじめられる事すらなくなるくらい誰も近寄らなくなって失意のまま窒息死してしまった男の生まれ変わりだからでしょうね
ミッキー
だからそんな事件が今までに起こったとはとても思えないぞ!お互いに最悪の前世じゃないか!
ミニー
うるさいわね。別に前世なんてどんな内容でも構わないじゃないの。前世と来世が反動で救いようのない不幸に見舞われる事もいとわないくらい今の人生で幸せを追及してしまっても良いんじゃないかしら
ミッキー
ま、まぁ確かに来世を気にして今の人生で無理やり幸せを抑えたりしなくても良いだろうけど……
ミニー
何をごにょごにょ【この今の一生は好き勝手させてもらう】などと傍若無人に振る舞い続けた結果、周囲から恨まれてあっと言う間に殺されてしまって、宣言からわずか3日で今の一生が終わってしまった男のようにつぶやいているのか分からないけれど、結局今日は一体何の話なのかしら?話題に苦手意識を持たれているみたいで何が何だかさっぱり分からないわね
ミッキー
いや、だから苦手な食べものについて話してるだけなんだけど……また何かのきっかけで好きになったりするのかな?
ミニー
ええ、そうでしょうね。人間の価値観や好みは経験によってどんどん上書きされていくわよ。嫌いが好きになったり、好きが嫌いになったりするような事はいくらでも起こりえるでしょうね。餡子と同じよ
ミッキー
え、という事は餡子が好きになった時期もあるのか?
ミニー
違うわよ。あんたと同じ、って言ったの。あなたのような他人には全く興味や好意を持つはずがないと……って、何を言わせようとしているのかしら、みっともない
ミッキー
うっ、そっか。他人が大嫌いだったのに、僕と出会って価値観が変わった、って言ってくれてるのか。お前に良い影響を与えられたなんて凄く嬉しいぞ
ミニー
そういうみっともない事を言っているとすぐにまた大嫌いに分類されるんじゃないかしら。残念だったわね
ミッキー
全く素直じゃない!

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