ブログネタ：納得いかないこと
ミッキー
生活してると何だか腹の立つ事ってのがあるな
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、誰だってなるべく腹が立たないような生活をしたいんじゃないのか？
ミニー
あら、そうかしら。あなたのお腹なんて立てるか減らすかくらいしか使い道が無いんだから、ちゃんと立って良かったじゃないの。あまり使わずにいるといざという時に全く使い物にならなくなるわよ
ミッキー
僕のお腹そのものは立ったり減ったりしないぞ！あくまで比喩表現じゃないか！
ミニー
うるさいわね。突然お腹から大きな声を出したりして、はらわたが煮えくり返って腹踊りでもしているんじゃないかしら。私の話術が腹話術だと思ったら大間違いよ
ミッキー
いや、言ってる意味が分からないけど……とにかく腹の立つ事ってあるよな、という話を……
ミニー
しつこいわね。完全に私に対して腹を立てていたじゃないの。今日こそは溜まりに溜まって腹に据えかねた想いを腹いせに全て吐き出す腹積もりなのね。私は朝っぱらからむかっ腹を立てるものの、全く報われずに太鼓腹のわき腹から切腹させられてしまうのよ。って、誰のお腹が太鼓腹なのかしら、腹立たしいわね。切り刻んで蛇腹にするわよ
ミッキー
さっきから何を言ってるんだ！どうしてこんな展開になるのか理解出来ないぞ！
ミニー
うるさいわね。お腹を極めればお腹がよじれたりお腹を抱えて笑うような展開になるんじゃないかと思っただけよ。結果的には腹心と思われた人物の意外な妨害によって腹立たしい展開になったわね。謝罪してちょうだい
ミッキー
いや、そういうつもりなら最初から言ってくれれば良いのに……えーと、楽しみを妨害しちゃってごめん。これで良いのか？
ミニー
ちゃんと腹ばいになって謝ってちょうだい
ミッキー
そこまで怒られるような事はしてないと思うぞ！
ミニー
うるさいわね。結局言葉による謝罪なんてこんな程度の心の篭っていない演技でしかないのよ。はらわたの無い焼き魚みたいなものね。って、それでは苦い内臓が嫌いな人にとっては好都合じゃないの。何を考えているのかしら
ミッキー
いや、結局何を言いたいのか僕にはさっぱり……
ミニー
あらそう。あなたは内蔵も頭も取り除いてさっぱりと食べたいのね。そうなったらやはりフライドポテトを食べるしかないんじゃないかしら
ミッキー
何か話がどんどん逸れてるな……僕は腹が立ったり納得が出来ない事について話そうと思ったんだけど……
ミニー
何をごにょごにょ骨の無い魚とか言うからどんな魚なのか、もしくは調理法に秘訣があるのか期待しながら食べてみたところ、しっかり骨だらけのアジの開きを出されたので抗議すると、【アジ】という単語の中に【ホネ】は無い、などと屁理屈を言われて全身の骨が無くなったみたいに脱力してしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。それで結局今日は何を話したいのかしら。腹が鳴っても納豆が食べられないとか何とか言っていたみたいだけれど
ミッキー
どれだけ僕の話を適当に聞いてるんだ……全く。腹が立ったり納得が出来ない事について訊いてたんだぞ
ミニー
あらそう。今なんてまさにそうじゃないかしらね。本当に腹が立つ話だもの
ミッキー
おい！どうして僕との会話が腹立たしいんだ！理由を教えてくれ！
ミニー
違うわよ。本当は腹が立つはずだもの、って言ったの。誰かと接すれば接するほど腹が立ってつまらない目に遭うだけだと私は思うようにしてきたのよ。その方が気が楽だもの
ミッキー
そ、そっか。逆の意味だったのか。確かに期待しなければ悪い結果だったとしてもショックが少ないかもしれないな。とにかく僕との会話だったら腹が立たないと思ってくれてるなら嬉しいぞ
ミニー
唯一の存在があなたというのが納得出来ないわね
ミッキー
そこは素直に認めてくれても良いと思うぞ！
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