ブログネタ：最近自然と触れ合ってる？
ミッキー
都会にいると自然と触れ合う機会ってのがあまり無いな
ミニー
あら、そうかしら。どこへ行っても自然だらけよ。あなたのような人だってちゃんと生活しているじゃないの
ミッキー
まぁもちろん生活は出来てるけど……どこへ行っても自然、って、生きてればそれが自然なのか？
ミニー
違うわよ。自然というのはまた人それぞれ基準も意味合いも変わるでしょうけれど、木や草がたくさんあって虫や動物がたくさんいなければ自然ではない、というわけではないと思うわ。私が思うに、地球上においての自然の定義として弱肉強食が根底にはあるんじゃないかしらね。そうなるとどこにいたってこの世は自然に溢れているわ
ミッキー
なるほど。どんな生物も生きていくために食事をしたり、また食べられてしまったり、それが自然だとすると地球のどこにでも自然は存在しそうだな
ミニー
ええ、そうね。あなたもしっかりと食べられてしまう側だと思うけれど、ずいぶん呑気な様子で話しているわね。それとももう開き直ってしまったのかしら。魚ならまだしも人間の開きなんて美味しくないような気がするわよ
ミッキー
こら！妙な事を言わないでくれ！僕は食べられたくないぞ！どうして食べられる側になるんだ！
ミニー
うるさいわね。あなたの言葉も想いも、人生だって私は全て食い尽くして……って、何を言わせるのかしら、みっともない。妙な話で食い倒れさせようと思ってもそうはいかないわよ
ミッキー
僕は何も言ってないんだけど……でもお前が望むなら僕は一生を捧げるつもりで……
ミニー
今日はとてもフライドポテト日和ね。というより地球にはフライドポテト日和しか存在しないのかもしれないわ。もしかしてフライドポテトを中心に地球は回っているんじゃないかしら。要するに地軸の正体はフライドポテトなんでしょうね
ミッキー
また突然どうしたんだ……？せっかく大事な事を言おうと思ったのに……
ミニー
あら、不自然な展開だったかしら。でもそれも言い換えれば自然の一種みたいなものよ。自然と触れ合う事が出来て良かったわね
ミッキー
まぁかなり強引な話ではあるけど……と、とにかくでもお前の理論だと、自然と触れ合うって表現がどういう時に当てはまるのか判断するのが難しいな
ミニー
あら、そうかしら。自然と触れ合うのは日本人の特権よ。英語の【nature】では人間や人工物は一切意味の中に含まれないもの。人間がいる時点で自然が成り立たないから、英語圏の人達は一切自然と触れ合う事が出来ないわ。でも日本語の【自然】は人間の存在も含まれている印象を受けるものね。要するに何だかもう何も意識する必要も無く触れ合っているのよ
ミッキー
なるほど。何だか難しい話だけど、まぁ同じ星に生きてるんだから皆が自然、みたいな思想も日本語にはあるかもな
ミニー
要するにこういう事と同じじゃないかしら
ミッキー
ええっ！？いきなり腕を組んでくれたりして……一体どういう……
ミニー
私があなたに触れたいと思うのはとても自然な事だもの。って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
ううっ、そ、そっか。これが自然だなんて嬉し……痛ててててて！爪を立てないでくれ！
ミニー
あら、目の前に腕があれば爪を立てるのが自然じゃないの。何を嫌がっているのかしら
ミッキー
どういう理屈なんだそれは！って、痛ててててて！
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