ブログネタ：夏になると歌いたくなる曲
ミッキー
夏がテーマの曲ってたくさんあるな
ハイジ
んー？そうでもないんだよ。ちょっと瞬時には思い付かないカンジかも
ミッキー
そうか？夏の定番の曲とかグループとかって結構たくさんあると思うぞ？
ハイジ
むっ、例えば、夏夏熱々なっつ夏、とか、サンサン太陽さんようさん太陽燦々しとった言いよんねん、とかかも？
ミッキー
何なんだよその歌は……しかも気温と太陽の事しか歌ってないじゃないか。もっと夏に出会った二人の恋だとか、夏に恋人が祭に行ったとか花火をしたとか海に行ったとか、そんな内容の歌がたくさんあるじゃないか
ハイジ
ぴー！そんなのは単なるラブソングで、夏はおまけでしかないんだよ！夏がテーマというからには、もっと夏が前面に押し出された歌にする必要があるかも！だから人間が出てこない方が良いんだよ。例えば夏が春に恋したのに、自分が生きていくために春は犠牲になって死んでしまった、とかかも。そうなのかも？違うかも
ミッキー
物凄い歌だな……毎年夏は自分の熱い想いのせいで春を殺してしまうわけか
ハイジ
そうかもそうかも。そうなのかも。更に例えばどこかにいるらしい冬という存在に想いを馳せるものの、周囲の夏達の誰もが冬の事を知らないし、決して会ってはならないとも言われているんだよ。でも毎年夏を殺す秋を唯一殺す事が出来る存在が冬と知って、ますます冬に会いたくなって、何とか冬に会うために長生きした結果、日本は残暑でとんでもない事になってしまった、とかかも？
ミッキー
なるほど。後ちょっとだったのに秋に殺されちゃって、悲しい歌になりそうだな。って、そうじゃなくて……
ハイジ
更に例えば、毎年死んでしまう春と、毎年殺しに来る秋がどうやらとても雰囲気が近い事に気付いて、この二つの季節はもしかして兄弟なんじゃないかと疑い始めるんだよ。何とかお互いの仲を取り持ってあげようとした夏が両者に質問してみたところ、何と春と秋の両親は同じ【四季】という存在だった事が判明するのかも！ところが自分の親も【四季】で、更に冬の親も【四季】だった事が判明して、もう全員興を削がれてヤル気を失ってしまうんだよ。その後は目立つ事が面倒になった春夏秋冬のせいで一年中ほとんど同じ気温の日が続いて、農業とか漁業とかが大ダメージという……
ミッキー
ちょっと待ってくれ！夏の歌で人間は必要ないって言ってるけど、結局は夏を擬人化してるからそこまで変わらないんじゃないのか？
ハイジ
むっ、じゃぁ夏はあくまで概念とか名詞として扱うべきかも？夏、それは１０画の漢字。夏、それはジュージュー焼くカンジ？夏、それは１０画の漢字。夏、それは八月のカンジ？ナツ、それは５画のカタカナ。夏、気温では五月に勝ったかな？ナツ、それは５画のカタカナ。夏、そうめんは豪快に買ったかな？なつ、それは５画のひらがな……
ミッキー
なぁ、まずその歌詞の内容が気になるからずっと触れずにいたんだけど、さっきから普通に話してるだけで全然歌になってないじゃないか
ハイジ
むむむ、そんな事無いんだよ。本当の夏の歌をリアルに再現してるから仕方が無いのかも。そうなのかも？そうに違いないのかも
ミッキー
いや、メロディーも無いし、リズムも一定だし、それのどこが夏の歌なんだ？
ハイジ
ぴー！ホントに夏の歌が歌いたかったら、音符やリズムが夏バテして動かなくなるのを覚悟するのが当然なんだよ！だから最初からそんな歌は思い付かないと言っていたのかも！
ミッキー
なるほど……そういう意味だったのか……音符が夏バテってスゴイな……
ハイジ
でも今回のミッキーはかなり夏の歌っぽく歌えていたかも？世界初の夏歌専門歌手まで後一歩なんだよ
ミッキー
いや、僕は全く歌ってたつもりはないんだけどな。結構大声を出して抑揚もあったと思うし。どうしてそう思うんだ？
ハイジ
んー？ずーっと一定のクオリティのムシムシジメジメしたツッコミで、話してるコッチがバテてしまうからなんだよ！ぴゅぴゅぴゅっ！
ミッキー
こら！ちゃんと元気良く走れてるじゃないか！
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