【会話ブログ】 ミッキー+ミニー

子供好きな人と子供嫌いな人にはどのような違いがあるのかを検証

投稿日:

ブログネタ:子ども、好き?

ミッキー
そういえば子供好きとか子供嫌いってどういう理由でなるんだろうな
ミニー
さぁ、どうかしらね。何が子供で何が子供ではないかもよく分からないから何とも言えないんじゃないかしら。だから子供や大人に分類せずにただの人間として考えると、私は大嫌いとしか言えないでしょうね
ミッキー
そ、そっか。うーん、まぁ法律上は20歳未満なのかもしれないけど、今日は一応10歳くらいまでの子供ってカンジで捉えてくれたら良いんじゃないかな。それだったらどうだ?
ミニー
あら、何かしら。私は人間が嫌いだと言っているじゃないの。二度と私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
ちょ、ちょっと待った!考え方が極端になり過ぎてるぞ!人間嫌いに僕まで含めないでくれ!
ミニー
まぁ、という事はあなたは人間ではなかったのね。人間ではないクセに私が大嫌いな人間のフリをしたりして、一体どんな嫌がらせなのかしら。もう全く弁明の余地も無いわね。私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
ちょっと待ってくれって!頼むから一度落ち着いてくれ!
ミニー
あら、突然手を握ったりして、何を考えているのかしら。落ち着いてと言いながら手を握られて私が落ち着くはずが……って、何を言わせるのかしら、みっともない。こんな事をしなくても私は迷子になったりしないわよ、失礼な
ミッキー
いや、迷子というより、引き止めないとどこかに行っちゃいそうだったからな……と、とにかく子供が好きか嫌いかはどういう理由でなるのかという話を……
ミニー
しつこいわね。子供を子供と考えるか、子供を一人の人間と考えるかで変わるんじゃないかしら。相手が人間ならワガママで自分勝手な振る舞いをしているのを許せなくなると思うわ
ミッキー
なるほど。そういう未熟な部分が可愛く思えるか憎らしく思えるか、みたいなカンジか。じゃぁお前は子供がワガママを言ってたらどうするんだ?
ミニー
あら、話を聞いていなかったのかしら。私は年齢なんて関係なく人間が嫌いだと言っているじゃないの。近くで泣いてうるさくしている子供がいたら引っぱたいてしまうんじゃないかしら
ミッキー
……それはまた容赦ないな……もっと激しく泣かれると思うぞ
ミニー
あらそう。でも子供には泣く理由なんて全く無いと思うけれど、それが分からないからこそ子供なのかしらね
ミッキー
え、子供が泣くような理由なんて無いって……それはまたどうしてそう思うんだ?
ミニー
あら、だって嫌な事も理不尽な出来事も、敗北も屈辱も汚名も、この後の人生でいくらでも見返せるじゃないの。本当に泣くのは見返す事に失敗した挙句、もう見返す機会も時間も残っていない大人だと思うわ。【本当に泣きたいのはこっちだこのクソガキ。こっちは泣いている暇も無いくらい必死に生きているんだ】と言ってやりたいと思っている大人がきっと大勢いるはずよ
ミッキー
な、なるほど……じゃぁ子供が嫌いな人は、本物の苦労も知らずに泣いてる子供を見て腹を立ててる、ってカンジか……じゃぁ逆に子供が好きな人の心理を細かく分析するとどうなるんだろうな
ミニー
あら、それこそ子供扱いしているからじゃないかしら。どんな状況下でどんな条件下にあっても全く自分を脅かす心配が無い存在だったら微笑ましく見れるかもしれないものね。もしくは自分のような大人を頼らなければ生きていけない弱々しさに対して優越感に浸れるからじゃないかしら。猿山の猿が大喧嘩したり追いかけっこをしたり遊具で遊んでいるのを見て楽しむ心理と一緒かもしれないわね
ミッキー
……何か物凄く捻くれた目で見ないと子供が好きになれないみたいだな……自分に対してあまりにも安全で未熟な存在だから可愛がれる、ってカンジか……まぁこの世の誰もがたった一つの意見に収まるわけじゃないからそういう価値観があっても良いのかもしれないけど……
ミニー
何をごにょごにょどうしても解けない問題があるので友達を頼ったところ、問題を見た瞬間に答えを言い出したので、いくら解けそうにないからって人が真剣に悩んでる問題に対して適当な答えを言いやがって、と内心怒りを覚えつつ、仕方なく最後の手段として問題を出した先生を頼ってみたところ、先程の友達の答えと全く同じ答えを言われてしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。それはそうと、私に質問しておきながらどうして私の意見が世紀の犯罪者が言い出す極論みたいな扱いになっているのかしら、失礼な。あなたが子供を10歳未満に分類したりするからこういう事になるのよ、反省してちょうだい
ミッキー
え、じゃぁ法律と同じで、未成年を子供と分類すればまた違う意見になるのか?
ミニー
ええ、そうね。どんな状況下でもどんな条件下でも私を攻撃しないし、すぐに私を頼るし、私がいないと生きていけないなどと言い出すし、それなら子供を好きになる事もあるかもしれないわね
ミッキー
さっき言ってた子供好きの特徴と同じじゃないか!お前は当てはまらないんじゃなかったのか?
ミニー
うるさいわね。最初に議論した年齢層では含まれていない子供がいるじゃないの
ミッキー
え……それってもしかして……僕の事を言ってくれてるのか?子供は嫌いだけど僕だけは特別だと思ってくれてるなんて感激だ
ミニー
あら、という事はすぐに私を頼って、私がいないとどうにもならないと自ら認めてしまうのね。先が思いやられるわね
ミッキー
うっ、大人になるまでにはちゃんと改善するぞ。じゃなくて、今だって僕を頼って欲しいと思ってるぞ!

公認会話士が出版した小説一覧はこちら

スポンサーリンク

[PR]コロナ疲れ解消

-【会話ブログ】, ミッキー+ミニー
-,

Copyright© 電子小説家・公認会話士のサイト/無料会話ブログ&恋愛小説 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.