ブログネタ:恋人の男友達、女友達、許せる? 許せない?
ミッキー
中には恋人が異性の友達を持つ事を許さない人もいるみたいだな
ミニー
しつこいわね。それがどうかしたのかしら
ミッキー
し、しつこい?僕何か言ったっけ?
ミニー
さぁ、どうかしらね。私があなただけと会話をして一生を終えると思ったら大間違いよ。私だってあなたとの会話以外のどこかから情報を仕入れてしまう事があるのよ。ずいぶんと視聴率の良い恋愛に関するテレビがあったんでしょう?いかがわしいわね。あら、テレビがあったと言うとテレビが勝手に放送したみたいになってしまうから番組があったと言うべきだったわね。とか言っていたわね、確か
ミッキー
確かに何だか人づてみたいな表現だな……まぁお前の予想通り、昨日テレビを観ててちょっと気になったんだ
ミニー
うるさいわね。とにかく浮気とか何とか、他の人に当てはまるからといって自分にも当てはまると思ったら大間違いなのよ。世の中に恋人がいる人はたくさんいるでしょうけれど、私の恋人をしているのは世界にあなたしかいないのよ、って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
ううっ、そうだよな、僕にとってはお前がどう思うかだけが重要だ。先日は確か今のお前だけを好きでいて欲しい、みたいな事を……
ミニー
ちょっと、くだらない話を意外と乱れない記憶力で蒸し返したりしないでちょうだい、侮れないわね。結局今日は何が言いたいのかしら?私が夜な夜なフライドポテトと待ち合わせて家に連れ込んで浮気をしているとか言い出すつもりじゃないでしょうね
ミッキー
いや、そういうのを浮気って言い出したらもう重症だと思うぞ。恋人と食べものを比べるような価値観だと食事も恋愛も窮屈になるような気がする
ミニー
あらそう。という事は比べはしないけれど同等だと言いたいのね。私に接するのと同じような想いで好物のトンカツを食べているのかしら、いかがわしいわね。私の衣が簡単に脱げると思ったら大間違いよ
ミッキー
何を言ってるんだ!食べものと恋人とをごちゃごちゃにして考えたりしない、って言ってるじゃないか。そんな事を言ったらお前の一番好きなのは僕じゃなくてフライドポテトになっちゃいそうだし……
ミニー
何をごにょごにょ大好きな彼女の口の中どころか内臓にまで直接触れる事が出来る食べものに嫉妬している変態男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。とにかくいつまでこんな恥ずかしくてみっともない話を続けているのかしら。このままでは何一つまともに発表出来ないじゃないの。まず第一に私はフライドポテトがないと生きていけないけれど、あなたがいなくても生きていけるのよ
ミッキー
こら!言ったそばから思いっ切りまともに発表しないでくれ!流石に傷付くぞ!
ミニー
そもそも私が知らないところであなたが何をしようが私には何も関係が無いじゃないの。ハイジとどんな話をしているのかも興味が無いし、私には知りようもないし、気にするだけ無駄よ
ミッキー
またそんな投げやりな……まぁ信じてくれてるんだったら嬉しいし、お前を裏切ったり傷付けたりする事は絶対に無いから心配しないで欲しいな
ミニー
あら、あなたの私への想いなんて何一つ分からないから信じられないわ。私のあなたへの想いだってあるのか無いのか分からないくらいだし、今後は二人が別の道を歩む事だって考えられるわね
ミッキー
うううっ、いつの間にこんな冷めた状況になってたんだ……僕はいつだってお前の事だけが好きなんだぞ!
ミニー
……うるさいわね。何を突然興奮しているのかしら。あなたとはもう共に行動出来ないわ
ミッキー
おい!どうして突然別れるような事を言うんだ!
ミニー
違うわよ。あなたにはまともに発表出来ないわ、って言ったの。先程そう宣言したじゃないの。それ以降の言葉は全て本来の言葉の意味とは全く違う意味よ
ミッキー
え?そ、そうだったのか。って事は逆の意味なのか?えーと、何て言ってたっけ……そんな事しないではっきり言ってくれれば良いのに
ミニー
うるさいわね。言葉が本命から離れて浮気をしていただけよ
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