【会話ブログ】 ミッキー+ミニー

どれだけ気温が上がっても絶対に壊れない雪だるまを作る方法

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ブログネタ:雪合戦、雪だるま、かまくら 雪が降ったらやりたい遊びは?

ミッキー
東京って中々雪が降らないけど、ここまで寒いと天気が悪くなれば雪が降るだろうな
ミニー
そうね。それがどうかしたのかしら
ミッキー
いや、たまには思いっきり雪遊びなんかをしてみたいな、と思ってさ。雪合戦とか雪だるまとかかまくらとか
ミニー
あらそう。鎌倉時代の合戦に負けて雪を真っ赤に染め上げている血だるまのような顔をして何を言っているのかしら。私はそんな恥ずかしい遊びには付き合わないわよ
ミッキー
そんな妙な遊びをするわけないだろ!遊びって言うか死んでるじゃないか!お前は雪合戦とか、やった事無いのか?
ミニー
そうね。雪質でどこの雪かを当てるクイズ合戦もした事が無いし、雪を題材にした歌で勝負する歌合戦にも参加した事が無いわ
ミッキー
それはまた雪合戦の意味が違うんじゃないかと……雪合戦を知らないのか?
ミニー
うるさいわね。雪で球を作ってぶつけ合う物騒極まりないゲームなら見物した事があるわよ。小学生の時に雪が降って、何故か国語の授業をせずに校庭に出されてしまったのよ。教室で本を読んでいる方が有意義だったけれど、仕方なく私も外に出たわ
ミッキー
な、なるほど……あくまで見学してただけなんだな。やりたいと思わなかったのか?
ミニー
あら、ちゃんと観察していたわよ。球をぶつけ合うだけが参加の方法ではないと思うわ。雪の積もる校庭で遊ぶ事を突然許された小学生が何をするのかを冷静に見届けていたのよ。非日常の空気に煽られて、一人の大人しい男子がある女子を執拗に追い回していたり、執拗に雪球をぶつけたり、終いには泣かせたりしていたわ。今まで隠していた想いが全て爆発してしまったのね。更に普段は威張っていて誰にも文句を言わせない男子が作った雪だるまを皆で蹴り壊していたわね。日頃の鬱憤を彼の身代わりである雪だるまにぶつけていたのかしら。小学生に非日常を与えると、日常のベクトルが非日常へ向かいかねないものなのね。出来れば数日続けたデータも欲しかったけれど、でもとても興味深かったわ
ミッキー
その小学生の奇妙な行動を冷静に分析してるお前もまた小学生ってのが何ともシュールな世界だけど……まぁそれだけ雪遊びが面白いって証明なのかもしれないぞ。東京にも積もるくらいの雪が降ったら今度は自分でもやってみたら良いんじゃないのか
ミニー
あらそう。あなたがそういうならやってみても良いわよ
ミッキー
え?ホント?僕が言えばやってくれるってのは嬉しいな。一番何がしたいんだ?
ミニー
そうね。雪だるまを作りたいわね。あなたが上手く作ってくれると思うわ
ミッキー
何だ、自分でも作ってみれば良いのに。まぁでも作って欲しいなら作るぞ
ミニー
違うわよ。あなたが埋まってくれると思うわ、って言ったの。芯がある方がしっかり作れるはずだもの
ミッキー
僕に雪を被せてだるまにしようってのか!芯がある、じゃなくて死んじゃうぞ!

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