ブログネタ:今の自分に足りないものは?
ミッキー
自分では自分の欠点って中々気付けないもんだよな
ミニー
あら、何かしら、突然。私にどうしても気付かせたいけれど私が気付いていない重大な欠点があると言いたいのね、失礼な。まさか欠点どころか欠落や欠陥や欠損と言いたいくらいの悲惨な状況じゃないでしょうね
ミッキー
いや、僕はお前の欠点については僕以上に気付けないけど……
ミニー
……あらそう。欠点を全く感じさせないという欠点があったのね。などと自惚れて裸の王様的な事を言わせて恥を掻かせようとしてもそうはいかないわよ。いくら私でも欠点が一つも無いとは口が裂けたら言ってしまうかもしれないけれど、そう簡単には言わないわ
ミッキー
僕としてはお前には何も欠点が無いと思ってるわけだし、別に欠点が無いって言ってくれても構わないぞ?それとも自分で何か欠点と思ってる事でもあるのか?
ミニー
さぁ、どうかしらね。あなたが最初に自分では中々気付けないって言い出したのよ。それなのにどうして私だけが自己申告で食費が安過ぎるという欠点を言わなければならないのかしら
ミッキー
え?食費?でも食費が安いのは長所じゃないのか?
ミニー
うるさいわね。冗談よ。欠点であるお茶目で可愛い一面をつい見せてしまったのよ、悪かったわね。でもどれだけお金があってもフライドポテトがあれば充分なのは本当だけれど
ミッキー
どっちみちそれも別に欠点とは言えないカンジだな……
ミニー
あらそう。お茶目や可愛いという一般女性なら喜ぶような言葉が全く嬉しくない、という思いも付かない価値観を披露してしまったわね。欠点だらけで困ってしまうわ
ミッキー
まぁ何を欠点と思うかは人それぞれ違うだろうしな。ちなみに僕の欠点って何かあるかな
ミニー
さぁ、どうかしらね。何も長所が無い、というのは欠点なのかしら。それとも長所なのかしら
ミッキー
おい!何も長所が無いなんて酷いじゃないか!どう考えてもそれは長所にならないぞ!
ミニー
うるさいわね。長所が無いクセに私と付き合っているじゃないの。しかも長所が無いクセに私があなたに足りない要素を何もかも補っているわ。産油国の国王の息子でもないのにここまで他力に頼って生きていけるなんてスゴイ事だと思うわ
ミッキー
何か全然褒められてる気がしないんだけど……頑張って前向きに捉えると、今後は伸びる一方ってカンジか?
ミニー
うるさいわね。これ以上伸びないわよ、腹立たしい。これ以上伸びたら欠点だらけになってしまうわ
ミッキー
おい!それじゃ頑張れば頑張るほど空回りするヤツみたいじゃないか!
ミニー
うるさいわね。あなたじゃなくて私の話よ。あなたが伸びると私が欠点だらけになってしまうのよ
ミッキー
それがもしホントだとしたら悲しいな。二人でお互いに高め合っていけるのが一番良い関係性だと思うし……でもどうしてお前が欠点だらけになっちゃうんだ?
ミニー
しつこいわね。それなら私の長所でも考えてみれば良いじゃないの
ミッキー
そうだなぁ、それこそいくらでもあるけどな。簡潔に言うと、常に冷静で落ち着いて理路整然としてて、何でも的確に言ってくれるところかな
ミニー
あらそう。それが私の長所だと思うならこれ以上伸びようとしないでちょうだい。時々死んで私の霊前にいられなくなるわよ
ミッキー
どういう事だ!僕が進歩すると僕もお前も死んじゃうみたいな言い方じゃないか!?
ミニー
違うわよ。ドキドキして私は冷静でいられなくなるわよ、って言ったの。あなたが今より魅力的になったら私にはもう……って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
そ、そんな事言われたら今の僕がドキドキするじゃないか……
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