どうも公認会話士です。
乃木坂46の生田絵梨花さんが主演する舞台を観てきました。
共演・神木隆之介、作・演出・松尾スズキ「キレイ―神様と待ち合わせした女―」です。
過去に3回上演された人気舞台の再々々演らしいですが、私は初見です。
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公演情報
【東京公演】
Bunkamuraシアターコクーン
2019年12月4日(水)~12月29日(日)
【福岡公演】
博多座
2020年1月13日(月)~19日(日)
【大阪公演】
フェスティバルホール
2020年1月25日(土)~2月2日(日)
3都市で約2ヵ月間公演されます。
公演期間の長さから見ても、人気な事がうかがえます。
私は一般販売開始直後に運良く販売ページに繋がり、何とか2日目のチケットを入手しました。
ネット販売分のチケットはあっと言う間に売り切れたんですが、まだ当日券が多少残っているはずなので、気になる方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
あらすじ
三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く”もう一つの日本”。
その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。
すべての過去を忘れた少女(生田絵梨花)は自ら”ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士”ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコ(皆川猿時)、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つ少年ハリコナ(神木隆之介)たち”カネコ組”と出会い仲間に加わる。
回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミ(鈴木杏)と奇妙な友情で結ばれていくケガレ。
戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギ(麻生久美子)だった。
その後ケガレは、カスミの身代わりに背中に銃弾を受け5年間昏睡状態に陥っていたが、目覚めたと同時に、同じく頭に銃弾を受け、頭脳明晰なゲイに変貌した青年ハリコナ(小池徹平)と結婚する。
死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸(橋本じゅん)、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャン(阿部サダヲ)らと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。
(公式ホームページより)
というわけで、架空の日本の物語ですね。
あらすじを読むだけでも豪華な出演陣という事が垣間見れます。
シアターコクーン
舞台の感想の前に、東京公演の劇場となるBunkamuraシアターコクーンを紹介しておきましょう。
渋谷の東急本店内の施設「Bunkamura」にある劇場で、客席数は747と、まぁ標準的な大きさの劇場です。
他には2000席以上ある大型ホール「オーチャードホール」や、映画館「ル・シネマ」なども入ってます。
シアターコクーンは芸術監督という役職を置くシステムを取っていて、2020年からは今作の作者・松尾スズキ氏が務めます。
私は土屋太鳳さんと森山未來さんが主演した「PLUTO」を観て以来、2回目です。
1階席後方や、2階席、3階席の方はオペラグラスを持っていった方が良いと思います。
私も今回は2階席のサイドシートしか手に入らなかったので、オペラグラスを持っていきました。
↓実は今回この商品に新調したんですが、今まで使ってたものより物凄く観やすくて大きく見えて良かったです。オススメです。
舞台の感想
ではなるべくネタバレしないように感想を。
まずとにかく長いです!
第1幕が1時間45分で、第2幕が1時間40分。そして休憩が15分。
結構色んな舞台を観てきたと自負してますが、今までに観た舞台で一番長かったです。
上演前に「東急百貨店の地下駐車場は22時30分に終了してしまうので、そこに停めた方は車を移動してください」なんてアナウンスされるくらいです(カーテンコール後にダッシュで行けば間に合うんじゃないかとは思いますが)。
舞台2本分と言える長さでも途中で飽きたり中だるみする事は一切無く、最後までパワフルなまま観終える事が出来ました。
贅沢な役者陣を贅沢に使って、涙アリ笑いアリ歌アリで、きっと誰でも楽しめるんじゃないでしょうか。
オーケストラピットの生演奏もあって、歌のシーンは迫力満点です。
低視聴率で色々と話題になってる大河ドラマ「いだてん」に出演してる役者が多く出演していて、ずっと観てきた私としては凄く楽しめました。
物語はまぁ割と普遍的かつ不変的なテーマというか、大まかに言うと人間は過去を清算出来るのか、汚れてしまった心と身体を綺麗にする事は出来るのか、みたいなカンジです。
乃木坂ファンとしての感想
ついでに生田絵梨花さんの寸評を載せておきます。
生ちゃんの舞台を観るのは「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」「モーツァルト!」に続いて4作品目です。
生ちゃん自身の人気ももちろんの事、彼女は特にチケットの取りにくい大作に出演する乃木坂きっての舞台女優なので、運良く観れて良かったです。
観るたび役者として洗練されていくというか、生まれ持った主役の佇まい感が半端なく、視界に入るたびにずっと目で追ってしまいます。
歌の上手さは昔から折り紙つきですが、歌に感情を乗せるのがどんどん上手になるなぁ、というカンジ。
涙を流しながら歌う最後の歌には感動しました(すぐ後ろのお客さんが号泣してる声が気になって私は泣きそびれてしまいましたが)。
とにかく今後もいくつかの舞台に主演する事が既に決定しているのも納得、というかもうスケジュールの都合がつく限りどんどん出演していって欲しいです。
乃木坂46の活動と平行していくのは本当に大変だと思いますが、まだまだ卒業せずにグループを引っ張っていってください!
買ったもの
他にはTシャツとか、関連書籍とかを売ってました。
以上、舞台「キレイ」の感想でした!
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