どうも公認会話士です。
先週、2日連続で舞台を観ましたが、今週も観てきました。
乃木坂46の清宮レイさんが舞台初出演となる作品「3年B組皆川先生~2.5時幻目~」です。
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公演情報
6月17日~7月4日
東京・本多劇場
というわけで、公演期間は約2週間。
地方公演は無く本多劇場のみの公演となります。
私は初日のチケットに当選しました。
当日券などがあるかもしれないので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
あらすじ
元2.5次元俳優で、今は焼き鳥屋の皆川(皆川猿時)は、常連客の学校長(本田ひでゆき)に「一人もかけることなく卒業式を迎えられたら、皆川の借金500万円払ってもいい」と提案されて、学校崩壊寸前の「夢の山学園」の教師になりすますことに。
皆川先生が受け持つ3年B組は、問題を抱えた生徒(池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作)だらけですぐにでも誰か欠けてしまいそう。
中でも学級委員の荒川(荒川良々)は、モンスター学級委員。
教頭(早出明弘)をはじめ、教師たちもひどい目にあっていた。
救いに思えたもう一人の学級委員(清宮レイ)もそんな荒川に憧れを抱いていた。
皆川は生徒が誰ひとり欠けることなく無事卒業式を迎えることができるの?か!皆川先生の授業が、今、始まる!
(公式ホームページより)
というわけで、錚々たるベテラン俳優達が学生役で出演する作品ですね。
それだけで既にコメディという事が分かります。
一人だけ若い清宮さんが入ってしまって緊張するんじゃないかと思いますが、経験豊富な先輩達に全てお任せしちゃうような気持で臨んでも良いのかもしれませんね。
本多劇場
では舞台の感想の前に、今回の劇場となる本多劇場を紹介しておきましょう。
【役者にとって憧れの舞台】とも言われる下北沢の本多劇場は「関数ドミノ」「おっかちゃん劇場」に続いて3回目の訪問です。
コロナ禍で日本中の多くの舞台公演が中止になる中、いち早く一人芝居の配信公演に取り組んだ劇場でもあります。
今作も6月26日の上演回が生配信されるようです。
駅を出てすぐの場所なのでアクセスは良いですね。
人の往来も多いうえに道幅が狭く入り組んでるので、なるべく車では行かない方が良いでしょう。
いつ来ても駅前で大規模な工事をしてますが、完成したら一体どういう駅前になるんでしょうか。
386席しかありませんが、紀伊国屋ホールみたいに横が狭い構造なので、後ろの方の席の場合はオペラグラスなどがあった方が良いでしょう。
舞台の感想
ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
まず第一に物凄く面白かったです。
開演の前に皆川さんだけが登場して、前説で客席を温めるという念の入れようで、声を出してはいけないご時世にも関わらず、何度も爆笑が巻き起こってました。
ストーリーはあって無いようなもので、とにかく勢いよくテンポよく面白い事を連続して見せていく、というカンジ。
学園コントの後は歌謡ショー、挙げ句に2.5次元ミュージカル、という節操の無さは、それだけ笑いに貪欲という捉え方も出来ます。
どれが台本でどれがアドリブなのかも分からないやり取りだったり、恐らく毎日セリフが変わるんだろうなと連想させる超時事ネタだったり、コロナ以降は一度も観なかった禁断の客いじりだったり、隅から隅まで堪能しました。
乃木坂ファンとしての感想
では最後に清宮レイさんの寸評を載せておきます。
清宮さんの舞台を観るのは今回が初めて……って、初舞台なので当然の話ですが、こうして新しいメンバーを舞台で観る機会が増えるのは嬉しいものですね。
初舞台なのにベテラン俳優が面白さを競い合うようなとんでもない作品に出演してしまったな、という気もしますが、数々のアドリブらしいセリフが飛び交う中、テンション高く元気いっぱいに演じきっていて良かったです。
私が観たのは初日なので、これから清宮さん発信のアドリブもどんどん増えてくるんじゃないでしょうか。
コント番組で鍛えた演技力はベテランの中に入っても全く問題なく、歌とダンスは流石の上手さで、特に清宮さんの歌は歌詞が凄く聴き取りやすい事も発見出来ました。
今後はもっと色々な舞台に出演していって欲しいですね。
何となく業界関係者っぽい人も結構観に来てたので、多くの人の目に留まるんじゃないかと思われます!
以上、舞台「3年B組皆川先生~2.5時幻目~」を観た感想でした!