ブログネタ：寒さと暑さ、どっちに弱い？
ミッキー
そういえばちょっと訊きたいんだけどさ
ミニー
ちょっと、私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
え？それじゃ会話出来ないじゃないか
ミニー
うるさいわね。わざわざそんな風にことわりを入れるような、とんでもない質問をするつもりなんでしょう？爪を切る時は親指からなのか小指からなのかとか、靴を履く時は右足からなのか左足からなのかとか、そういう事を訊こうとしているに違いないわ
ミッキー
その質問のどこがとんでもないのか分からないぞ！寒さと暑さと、どっちが苦手なのか訊こうと思ったんだ！
ミニー
あら、どういう事かしら？
ミッキー
いや、いつも暑さも寒さもほとんど感じない、って言ってるからさ。実際にどっちが苦手なのかと思ったんだ
ミニー
あらそう。感じないのに苦手も何も無いような気がするけれど、私の場合はより感じない方が苦手なんじゃないかしら
ミッキー
な、なるほど。普通は耐えられないから苦手になるわけだけど、その感覚が無いってのも身体の機能的には苦手って事なのかもしれないな。で、実際にどっちがより感じないんだ？
ミニー
知らないわよそんなの。南極の氷に閉じ込めたり、火の海に飛び込ませたりすれば良いじゃないの。何かを感じる頃にはもう死んでしまっているでしょうけれどね
ミッキー
お前にそんな事するわけ無いじゃないか、全く。とにかく、僕としては毎日ずいぶん寒くてずっと外にいるのは耐えられないカンジだけど、そういう風には思わないわけだな
ミニー
ええ、そうね。街行く人達が寒そうに下を向いて足早に歩いている姿を見るのは悪くないわね。終末が近いような気がしてしまうものね
ミッキー
どういう楽しみ方なんだ……何だかよく分からないぞ……
ミニー
何をごにょごにょ太い血管が通っている首を温めるのが効果的と聞いたので早速マフラーを巻いたもののあまり効果が得られなかったので、首以外は寒くすれば首の温かさが強調されるんじゃないかと思って服を脱いだところ、冬場に薄着でマフラーだけ巻いている姿が不気味がられて逮捕されてしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。とにかく冬場に裸になっても問題ないし、夏場に熱いところへ行っても問題ないわよ。不気味な細胞ばかり並べてしまって悪かったわね
ミッキー
いや、別に悪くはない、というか冬でも夏でも不快じゃないってのは羨ましいカンジだけど、ホントにそんな事をしても問題ないのか？
ミニー
ええ、そうね。冬でもお風呂に入る前に裸になるし、夏は外の気温よりも高い温度のシャワーを浴びたりするわよ。それでも全く問題ないわね
ミッキー
それはお前に限らず誰でもやってる気がするぞ！
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。とにかく寒くても熱くても問題ないわよ。寒さなんて全く感じないし、熱さだってそのうち慣れるもの
ミッキー
え？じゃぁ寒いのと比べて熱いのはちょっと苦手って意味なんじゃないのか？今日はそういう話をしてるんだぞ。熱い方が苦手だったのか？
ミニー
さぁ、どうかしらね。いつも熱い人が隣にいるから寒さなんて全く感じないわよ。って、何を言わせようとしているのかしら、みっともないわね
ミッキー
ううっ、そっか。僕と一緒だと心が温かくなって寒く感じない、って意味だったんだな。でも実はもう熱さにも慣れてるんじゃないか？何しろ僕はお前と出会ってからずっと熱い想いを向けてるわけだしな。他の人とは比べ物にならないくらい熱さに慣れてるはずだぞ
ミニー
……という寒い事を突然言い出すから寒さに免疫が出来るのよ。たまには熱い事も言ってみたらどうかしら
ミッキー
思い切り熱い事を言ってたはずだぞ！
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