ペットがいなくてもSNSでペットをバズらせる事が出来るかもしれない？

ええ、そうね。それがどうかしたのかしら

あらそう。他人のペットの写真を見ると癒されるのね。それはどういう仕組みなのかしら

あらそう。可愛いものを見ると癒されるのね。それはどういう仕組みなのかしら

あらそう。ブログを見るだけでは他人のペットとなんて一切触れ合っていないじゃないの。癒されているのは飼い主だけなんじゃないかしら。それを見て嫉妬に狂うと癒されるというのもずいぶん性質が捻じ曲がっているわね。日本はいつの間にか変態大国になってしまったのかしら

うるさいわね。要するにペットと暮らすと孤独を感じなかったり、動物の純粋さに触れて人間社会のストレスを忘れたり、外見的に好きなものを見ると気持ちが落ち着いてリラックス出来る、というのがペットを飼う理由でしょう？その全ての効果を得たいなら、他人のペットのブログで癒されている場合ではないわよ。実際に自分で飼った方が話が早いんじゃないかしら

あらそう。本当の動物好きは実際に飼ったペットの命が終わるまで面倒を見るものだと思うけれど。可愛い動物は見たいけれど自分で世話は一切したくないなんて、動物好きを公言する人というのはずいぶん自分本位で身勝手な人が多いのね。そういうタイプが自分の子供をペットのように扱って、予想より子育てが大変になるとすぐに飽きて全く世話をしなくなったりするのよ。反省してちょうだい

さぁ、どうかしらね。中々思ったようなアングルや表情にならなくて、何度も力ずくで同じポーズをとらせたり、同じような動きをさせたりしているんじゃないかしら。ペットとしても何故怒られているのか分からないでしょうし、普段温厚な飼い主がカメラを持っただけで文字通り豹のように変わる事に恐怖を感じているでしょうね。もしペットの精神病院があったら【飼い主の写真撮影】が相談件数の１位になると思うわ

あらそう。いずれにしてもわけの分からない物体に常に見張られているというのはストレスになるでしょうね。そういう意味では本当に少しずつ魂を抜いていく道具なのかもしれないわ

うるさいわね。可愛い写真が見れればそれで満足なのかと思ったけれど、ペットがどんな生活をしているのか気になってしまっているじゃないの。それなら部屋の隅に固定カメラを仕掛けて飼い主との生活を監視するブログの方が良いんじゃないかしら

あら、そんな事は無いわよ。ずいぶんたくさん見るんじゃないかしら。癒しは最高だものね

違うわよ。癒しの参考になるものね、って言ったの。どんな表情やアングルの写真が癒されるのか、あれこれ見ると勉強になるわね

あら、大丈夫じゃないかしら。動物を撮影する事に関して肯定的な事を言っていたもの

まぁ、そんなの一人いれば充分よ。何を考えているのかしら

何をごにょごにょ空腹のペットのような声を出しているのか分からないけれど、私は命が終わるまで面倒を見るから心配いらないわよ。って、何を言わせるのかしら、みっともない

何を先程から妙な質問をしているのかしら？わけが分からないからハウスで伏せでもしていてちょうだい