ブログネタ:3Dテレビって、欲しい?
ミッキー
映画館だけじゃなくて、家庭用のテレビでも3Dに対応した製品が以前発売されてたな。3D対応番組とかもあったりして。いつかはそういうタイプに変わっていくのかな
ミニー
あらそう。テレビ自体はどんどん二次元みたいな薄さにして、画面だけはどんどん外にはみ出してくるのね。そうなると行き着くところは四次元で時間を飛び越えるという事になるのかしら。あら、じゃぁ最も進化していたのは実はビデオデッキだったのね
ミッキー
いや、まぁ言いたい事は何となく分かるけど……もし3Dのテレビが今後も普及して、対応する番組も増えたら買いたいと思うか?
ミニー
別に興味無いわ。画面の中の人よりも、まず私達が3Dになる事が最優先よ。早くどうにかしてちょうだい
ミッキー
うーん、僕に言われても困るぞ。あんまり気にしていてもどうにもならない問題って気もするし……
ミニー
そんな消極的な姿勢じゃ世の中という大きな物を相手に何かを変えていく事は出来ないわよ。何かが変わる時にはまず変えようとする心構えに変える事から始めるのよ。ダイエットのために間食を辞めようと決意した人が、食事と食事の間に食べてしまわないように24時間食べ続けて間を無くしてしまったようなものよ
ミッキー
例えは全然分からないけど、まぁ確かに意識改革というのはまず目標達成の第一歩かもしれないな。僕達の【会話ブログ】だって、本にしたい!と思う事から始めたらまた会話の内容も変わってくるかもしれないし
ミニー
それじゃ私が【どうせ本になんてならないわ】と諦念と怠惰を帯びつつ本気を出していないような印象になってしまうじゃないの、失礼な。私は聞いてくれる人がいる限り、いいえ、誰も聞いていなくても常に本気を出しているわよ。お客が来なくても毎日店の前の道をほうきで掃き続けていたら、店の前の道が少しずつ削れてしまって深い溝になってしまっていたようなものよ。道理でお客が来ないと思ったわ
ミッキー
まぁ例えは分からないとして、お前が本気を出してないって意味で言ったんじゃないぞ。たまにはもっと万人受けするような会話をするように変化するかもしれない、って意味だよ
ミニー
まぁ、私がごく一部の人間にしか伝わらないようなマニアック際物スベリ芸人だと言いたいのね、失礼な。大勢に受け入れられるような物は結局あまり斬新で前衛的な事が出来ないのよ。でも大勢に受け入れられなければ本にはならないし、大勢に受け入れられるような事はしたくない、という板ばさみ状態に陥ってしまっているのかもしれないわね。サンドウィッチは挟むパンよりも中の具の味の方が重要な要素なのに、外側にパンが無ければサンドウィッチと呼んでもらえない、というハムとチーズによる涙の訴えも同時に代弁してみたわ。トマトとレタスはサラダ会議に出席しているから今回の訴えには不参加よ
ミッキー
いや、何を言ってるのか全然分からないけど、今回は確かテレビの話だったような……
ミニー
テレビは既に各家庭に出回っているし、結局もう新たに無駄な機能を搭載しなければ差別化が図れないという事じゃないかしら。そう考えると、私達はまだどこにも出回っていないのに無駄な機能を搭載してしまっている事が問題だったのかもしれないわね
ミッキー
そうか?僕達は動く映像も無いし、そもそも音声だって無いのに。どこが無駄な機能なんだ?
ミニー
そんなの決まってるじゃないの。アバターよ。あの要素がまだ私達には早かったかもしれないわね
ミッキー
いや、だから3Dどころか映像にも本にもなってないってのに
ミニー
違うわよ。あなたよ、って言ったの。早くどこかへ行ってちょうだい
ミッキー
またそれか!僕は絶対にいなくならないぞ!
公認会話士が出版した小説一覧はこちら
スポンサーリンク