ブログネタ:行った事無い都道府県
ミッキー
行った事が無い都道府県にもいつか行ってみたいな
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、行けたら良いけど、今の段階では良くないぞ
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
おい、行けないのが良い、みたいな意味に聞こえちゃってるぞ
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
いや、だからそれじゃ変じゃないか。行った事が無い場所へは行きたくないのか?
ミニー
あらそう。良かったわね
ミッキー
こら!答えになってないぞ!意味が分からないぞ!
ミニー
うるさいわね。会話としてはありえない、行った事の無い展開に行こうとしているだけじゃないの。邪魔しないでちょうだい
ミッキー
いや、そんなのをいきなりやられたらわけが分からないぞ。っていうか意味が通じないんじゃ会話にならないし
ミニー
あらそう。ちゃんとお互いに理解しないと成立しないのね。だったら結局行った事の無い都道府県しかないんじゃないかしら
ミッキー
え?都道府県の話に戻ったのか?どういう意味だ?
ミニー
まぁ、早速話が通じてないじゃないの。ちゃんと理解しないと何も意味がないというなら、所詮どれだけ他の都道府県を旅行したって全く意味がないと言っているのよ
ミッキー
なるほど、そういう意味か……って、地元に住んでる人だって全ては把握してないと思うぞ。僕達だって都内のほとんどの場所を詳しくは知らないしな
ミニー
ええ、そうね。だから誰もが住所不定無職なんじゃないかしら。何となくその付近に住んでいるけれど、誰もそれがどこなのか詳しく知らないのよ
ミッキー
まぁ言いたい事は分かるけど、別に無職って事にはならないと思うぞ
ミニー
あら、そうかしら。自分の仕事の内容だって完璧には把握していない人ばかりなんじゃないかしらね。自分の事もよく分からないし、家族や知り合いが考えている事も分からないし、もう誰もが存在しているのかどうかも分からない希薄な生命体なんじゃないかしら。もしかしたら人間なんてただの思い込みでこの世に存在していないのかもしれないし、都道府県の事なんて考えている場合ではないわね
ミッキー
こら!考え過ぎだぞ!僕達はちゃんと存在してるぞ!
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。本気になる時間が希薄な女で悪かったわね
ミッキー
全く……それも冗談なのか?何だかわけが分からなくなってきたな。とにかく、今までに行った事が無い都道府県ってかなりたくさんあるけど、お前はどうだ?
ミニー
さぁ、どうかしらね。どういう基準で行った事があると判定するのかによるんじゃないかしら
ミッキー
ああ、なるほど。車や電車で通過しただけ、って場合もあるだろうからな。その辺はひとまずお前の基準で考えて良いんじゃないか?
ミニー
あらそう。だったら全て行った事があるわね。今この瞬間にも全ての都道府県を自由自在に想像出来てしまうわよ
ミッキー
想っただけで行った事になる、ってのは流石に基準が甘過ぎるような……身体も移動してないと数えちゃいけない、って基準だとどうだ?
ミニー
あら、それでも全て行った事があるわね。ドローンの映像じゃあるまいし、ちゃんと私が行ったという想像をしているに決まってるじゃないの
ミッキー
想像じゃなくて、実際に行った場所だけだぞ!
ミニー
うるさいわね。だったらどこも行った事が無いわよ。一生行かないと忌み嫌ってるものね
ミッキー
お、おい、一生都内から出ないつもりなのか?他県に嫌な思い出でもあるのか?
ミニー
違うわよ。一緒に行かないと意味がない、って言ったの。って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
うっ、そっか。僕と一緒に行った場所以外は価値がないと思ってくれてるのか……だったら二人で色んなところに行きたいな
ミニー
あらそう。あなたが撮影しないと私が空を飛んで撮影するしかないものね
ミッキー
僕はドローンじゃないぞ!じゃなくて、そもそも空撮する必要なんてないだろ!
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