どうも公認会話士です。
昨日は生田絵梨花さん主演の舞台を観に行ったわけですが、実は六本木ヒルズのTOHOシネマズで映画も観てきたんです。
それが何かと言いますと……
「ルパン三世カリオストロの城」です!
……。
…………。
噓でも冗談でもないですよ。
1970年代にタイムスリップしてきたわけでもありません。
実は今、劇場で公開中なんです。
あの名作が映画館の大スクリーンで観れるんです。
しかも、3Dどころではない4D作品としてリニューアルされました!
4Dって?
さて、2D作品とか3D作品がどういう映画なのか想像出来る方は多いと思いますが、映画における4D作品とは果たしてどういう意味なのか……
「それこそタイムスリップ的な意味で、昔の映画を上映してるだけなんじゃねーの」と思ったあなた、実に惜しい!
いえ、全然惜しくないです。
平たく言うと、体験型映画館みたいなもんです。
水に飛び込むシーンがあれば観客の顔に水が掛かるし、乗り物に乗っているシーンがあれば座席が映像に合わせて揺れるし、みたいなカンジです。
「それのどこが4Dやねん」と言われればそれまでですが、とにかく映画の世界における4Dの意味はそういう事らしいです。
そんな4D版「カリオストロの城」を六本木ヒルズTOHOシネマズで観れるという事で、チケットを予約して観てきました。
昨日ランチをとった赤坂からは直線距離で徒歩20分くらい。迷子にならないように大通り沿い(赤坂→乃木神社→ミッドタウン→ヒルズ)を歩いてくると30分くらいでしょうか。
タクシーという選択肢もありますが、私は乃木神社に寄りたかったので歩きました(詳細はまた別の記事で)。
ちなみにチケットは2200円でした。
先に公開されていた「シン・ゴジラ」の4D版は3000円だった、とかいう話も聞いてますので、ずいぶん良心的な値段と言えます(まぁ今更初見の人なんてほとんどいない作品だからなんでしょうが)。
映画の注意事項に「座席が揺れた事により飲み物が衣服に零れたり、ポップコーンなどが床に落ちてしまっても一切責任は取れません」みたいな文言があったのでどうしようか迷いましたが、一応飲み物を購入して中に入りました。
それと、スクリーン入り口の横にコインロッカーもありました。やはり座席が揺れるので、荷物を下に置いておくわけにはいかず、上着や荷物はちゃんと預けるのがオススメです。
他の映画館ではどうだか分からないですが、ヒルズではロッカーは無料でした(最初に100円を入れて、鍵を開けると100円が返ってくるシステム)。
中は座席が100席くらい。
席の座り心地はかなり良いです。
問題のドリンクホルダーは肘掛けに穴を開けてあるだけなので、座席と連動して揺れて動いてしまう仕様です。
ドリンクホルダーだけ上手い事独立させておけば客の服に掛かる恐れもかなり減るはずなのに!と思いました。
今後4D映画館をオープンさせたいとお考えの方。参考にしてください。
感想
映画の内容は今更説明する必要も無いと思いますので、4Dの感想を。
まず本編の前に予行演習みたいなカンジで、映像に合わせて座席が動くのを体験させてくれます。
その時に「あ、乗り物酔いしやすい人はキツイかも」と思いました。
ちなみに私は子供の頃はよく車酔いをしていて、今は大丈夫なんですが、ちょっと昔を思い出しかけました。
そして映画が始まり……
とりあえず製作者(というかプログラミング者?)の熱意は伝わりました。
ほとんどのシーンで余す事無く4Dが体験出来ます。
車のシーンでは揺れまくるし、人の視線に合わせて椅子が前かがみっぽく、仰向けっぽく動いたり、水のシーンでは顔に霧がかかったり、大勢でもみくちゃになるシーンでは背中を何ヶ所も突かれたり。
まぁ映画の世界に入りまくりなわけですが、でもちょっと忙しいのが正直なところ。
誰のシーンでも例外なく4Dが炸裂するので、自分がルパンなのかクラリスなのか伯爵なのか銭形のとっつぁんなのか分からなくなります。
知ってる映画だったからまだしも、初見の映画だったらストーリーにいまいち集中出来ないかも。
思い切りセリフの音と被って霧が「シュッ!」と大きな音で出てきたりしますし。
今後は登場人物の誰の目線で観たいか、というのを選択出来るようになったら面白そうですね。
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