ブログネタ：ファストフードに行く頻度
ミッキー
僕達って平均よりもファーストフードに行く回数は多いんだろうな
ミニー
あら、そうかしら。休日は一日に一回か、多くても二回程度よ。平日だったら行かない日もあるし、どうして多いのかしらね。学校に行く頻度と大して変わらないんじゃないかしら。分かったわ、という事は休み時間のたびに私とこうして会話するのがあまりにも頻度が高過ぎて苦痛だと言いたかったのね。二度と私に近寄らないでちょうだい
ミッキー
ちょ、ちょっと待った！会話はいくらでもしてくれて構わないんだぞ！僕だってお前とはもっともっと話したいしな
ミニー
あらそう。私は最も離したい品物だったのね。だったらこんなところにいないで離れたら良いじゃないの。どこまで行っても私がぴったりくっ付いてきてしまうとでも言いたいのかしら。金魚のフンどころか金魚の尾ひれみたいに全く切り離せない女で悪かったわね
ミッキー
離したい品だなんて僕は言ってないぞ！そういう意味じゃなくて……
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。身体がくっ付いてオスとメスが一緒になってしまう妙な魚じゃなるまいし、不気味な事を言わせないでちょうだい
ミッキー
お前が勝手に言い出したんだぞ……まぁ僕としては今よりもっと近くにいて欲しい気もするんだけど……
ミニー
……うるさいわね。すっかり話題の中に妙な言葉がくっ付いてしまっているから気をつけてちょうだい。たとえ話で使った魚の場合はオスがメスの身体に癒着して、全く意思も思考回路も失ってしまうのよ。それでも構わないのかしら？
ミッキー
いや、そういう意味で近付いて欲しいって言ったわけじゃないぞ。それに人間はそこまで近付いても一体化しちゃう事も無いじゃないか
ミニー
あら、そうかしら。現代の人体は解明出来ても、どう進化するかまでは完璧に予想出来ないかもしれないじゃないの。将来はくだらない存在が偉大な存在に組み込まれて、偉大な人の人生を一緒に送る事でまともな人生を送る事が可能になるかもしれないわ
ミッキー
こら！僕がくだらない側になってるカンジじゃないか！お前が偉大なのは間違いないけど、僕だって頑張るぞ！
ミニー
……うるさいわね。私のどこが偉大なのかしら。偉そうで大それた態度だと言いたいのかしら？自信も誇れるものも何も無くて、強がって世間に怒りをぶつける事しか出来ない街の不良みたいな女で悪かったわね
ミッキー
いや、僕にとっては偉大な存在なんだけど……優しいし何でも知ってるし頭の回転も速いしいつも落ち着いてるし……
ミニー
しつこいわね。心が落ち着かなくなるような事を言わないでちょうだい。って、何を言わせるのかしら、みっともない。それで結局何の話をしたいのかしら？目当てのお店から遠く離れてしまって、そろそろ別の場所にある同じチェーン店に到着してしまいそうよ
ミッキー
ああ、えーと、だからファーストフードに行く頻度って皆どれくらいなのかな、って思ってさ。僕達はさっきお前が言ったように、平均すると一日一回ってカンジだよな
ミニー
あらそう。今日はもう２回目だけれどね。先程食べたばかりだもの
ミッキー
いや、まだ今日は行ってないけどな……それとももう朝に行ったのか？
ミニー
違うわよ。先程しゃべったばかり、って言ったの。今日ファーストフードの話題に行くのはこれで２回目じゃないの。そして更にお店に向かおうとしている私達はもう３回目という事になるわね
ミッキー
話題にする事を【行く】って言われちゃうと基準が分からなくなるぞ……てっきりもう行ったのかと思ったじゃないか
ミニー
まぁ、そんなはずがないじゃないの。先程しゃべったばかり、と何度言わせるつもりなのかしら
ミッキー
いや、だからそういう基準で言ってるなんて思わないし、お前だったら今朝既に一度行ってても不思議じゃないじゃないか
ミニー
しつこいわね。一人でいる時なんて何をしていても回数に数えないわよ。あなたと話したり行ったりするから意味が……って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
ううっ、まさかそんな風に思ってくれてるなんて、僕は何て幸せなんだ……凄く嬉しいぞ、ありがとう
ミニー
……でもみっともない事を言っているのは私一人だから回数に数えず全て無かった事にしてちょうだい
ミッキー
全く素直じゃない！
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