どうも公認会話士です。
このたび、乃木坂46の樋口日奈さんと伊藤純奈さんと鈴木絢音さん、そして去年卒業した能條愛未さんが出演した舞台「GIRLS REVUE」を観てきたので感想を述べたいと思います。
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公演情報
東京公演
2019年1月10日(木)~1月27日(日)
オルタナティブシアター(有楽町マリオン別館7階)
大阪公演
2019年2月1日(金)~2月2日(土)
サンケイホールブリーゼ(梅田ブリーゼタワー7階)
というわけで、今作は東京と大阪の2都市公演です。
私は運良く初日のチケットに当選しました。
この舞台、全然情報が知らされてなくて、12月の中旬頃になって突然乃木坂46のホームページで公演日時と出演メンバーが発表になったと記憶してます。
もちろん発表のもっとずっと前からメンバーが決まってて、ちゃんと稽古とかをしてたはずなんですけどね。
一体何だったんでしょうか。
もしかしたら舞台の公演日時を発表する直前に能條さんが卒業を発表してしまって、違うメンバーに変更するかどうかの話し合いがギリギリまでされていたのかもしれません。
とにもかくにも、当日券などがまだ余ってるみたいなので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう!
公式ホームページ
あらすじ
お互いに強く惹かれあい、運命を感じるほどの出会いだった直海(伊藤純奈)と音廻(能條愛未)。ある日、直海へ、音廻から短い手紙が届く。
「私たちは一緒にいてはいけない。そういう運命を繰り返しているのだから・・」。
この1ヶ月後、音廻は自ら命を絶つ――。
どんなときに、どんなところで出会おうとすれ違う二人。
どちらが女王になるのか競い合っているノエル(樋口日奈)とソニア(伊藤純奈)、
怪盗ネヴィル(鈴木絢音)を今度こそつかまえたい刑事スコット(能條愛未)、
エサのはずのシマウマシーナ(樋口日奈)に恋してしまうライオンナバロー(能條愛未)、
大正時代駆け落ちの前に幸子(樋口日奈)の前から身をひく直彦(鈴木絢音)、
地球に憧れる火星人ナギノル(伊藤純奈)とサニテス(鈴木絢音)。
次の人生こそは一緒にいることができるのか――。
公式ホームページより
というわけで、前世や生まれ変わりなどが複雑に絡み合う物語です。
一人が何役も演じるので、混乱してしまいそうですね。
その辺りについては感想で述べたいと思います。
オルタナティブシアター
さて、では東京公演の劇場となるオルタナティブシアターについて触れておきましょう。
有楽町マリオンの別館7階に2017年にオープンしたばかりの新しい劇場です。
改装前は丸ノ内ルーブルという映画館でした。
この辺りは帝国劇場や日生劇場や東京宝塚劇場や歌舞伎座をはじめ、他にもいくつも劇場があって、演劇文化の中心ってカンジですね。
客席は約450と少なめですが、色々な舞台演出を実現可能にした、既存のものに捉われないというコンセプトで作られた劇場です。
狭い劇場ですが、一応後方の席の方はオペラグラスなどを持っていく方が良いと思います。
舞台の感想
ではネタバレしないように舞台の感想を。
まず重要な点として、今作は現役の乃木坂メンバーと卒業メンバーが舞台で共演、という記念すべき初めての舞台となりました。
恋愛スキャンダルが報じられて卒業発表、という能條さんの卒業の経緯を考慮すると、運営としては本意ではなかったのかもしれないですが、この既成事実が誕生した意義は後々大きいかもしれません。
個人的には卒業したメンバーも舞台やテレビ番組などで現役メンバーと共演している姿を観たいものです。
と、それはさておき、舞台の感想です。
乃木坂メンバーが主演する舞台は劇中に歌やダンスが入る作品が多いんですが、そんな中でも今回は特にしっかりがっつりと歌劇にしてきたな、と思いました。
しかもオリジナルだけでなく、愛の賛歌や美空ひばりの曲やなんてったってアイドル等、カバー曲もたくさんで良かったです。
現役のトップアイドルグループの乃木坂メンバーが過去の名曲を歌う、というコンセプトが素晴らしく、どのシーンも堪能しました。
ちなみに一人何役も演じて理解出来るのか?という点ですが、全ての物語が最後に繋がるので何も問題ありません。
歌に芝居に各メンバーの色々な衣装に物語に、と満足度の高い良質の舞台だと思います。
でもやっぱり公演スケジュールが急だった影響は隠し切れず、客席の後ろの方は「機材置き場」的な扱いで黒いシートで覆われてました。
チケットが売れ残ってしまったのを隠す時の常套手段ですね。
現役メンバーが3人も主演してるのに、グッズ売り場にパンフレットとポスターしか売ってなかったのも不自然です。
卒業メンバーとの共演ってそんなにいけない事なんですかねぇ。
仲の良い卒業メンバーと現役メンバーが一緒に旅行に行ったり食事に行ったりする様子もよくメンバーのブログに書かれてますし、無理やり引き離す必要もないと思うんですが。
とにもかくにも今回の既成事実が出来た事はとても大きな意義がありそうだ、と変な暗黙のルールやタブーが今後壊されていく事に期待したいところです。
乃木坂46ファンとしての感想
さて、では次に乃木坂メンバーの寸評を載せておきましょう。
卒業した能條さんについても触れておきます。
樋口日奈:王女ノエル、シマウマシーナ、大正時代の幸子、アイドル……舞台経験豊富な樋口さん。「墓場女子高生」「ドラえもん」「セーラームーン」に続いてこれで4作品目の観劇です。
歌も演技も安定感抜群ですね。スタイルも良いのでどんな衣装もよく似合います。特に今回はシマウマのコスプレが良かったです。
伊藤純奈:王女ソニア、火星人ナギノル、直海、アイドル……舞台の出演数が2期生の中では抜けた存在の伊藤さん。「墓場女子高生」「三人姉妹」「七色いんこ」に続いて彼女も4作品目の観劇です。
背も高くて顔立ちもくっきりした舞台向けの見た目に、見事な歌唱力!
舞台を観るたびにどうして彼女が選抜入りしないのか、と不思議に思います。
今後も多くの作品に出演していって欲しいです。
鈴木絢音:怪盗ネヴィル、大正時代の直彦、火星人サニテス、アイドル……彼女も2期生の中では結構舞台の出演数は多いですね。「じょしらく弐」「墓場女子高生」に続いて3作品目です。
普段が大人しいだけに舞台での吹っ切れ具合がいつも痛快な鈴木さんですが、今回はそこまで突き抜けた役ではなかったです。
でも演じている時はやっぱり楽しそうで、ついずっと目で追ってしまいますね(単に私が彼女のファンなだけかもしれませんが)。
最近出演していた舞台は連続でスケジュールが合わなかったので、ようやく観れて嬉しかったです。
能條愛未:刑事スコット、ライオンナバロー、音廻、アイドル……喜劇も悲劇も何でもこなす能條さん。「じょしらく弐」「墓場女子高生」「セーラームーン」に続いて4作品目です。
ホームページやパンフレットでは同じ1期生の樋口さんが主役っぽい扱いになってますが、舞台を観終わった感想としては、明らかに主役は能條さんでした。
歌も上手いし演技も上手いし、卒業するまでずっとアンダーメンバーだったのは一体何故だったのか、ってカンジですね。
今後も女優を続けていくみたいですし、持ち前の明るさと確かな実力で色んな作品に出演して欲しいと思います!
買ったもの
上記した通り他にはポスターしか売ってなかったですが、グッズは終演後にも購入出来ます。
以上、舞台「GIRLS REVUE」の感想でした!
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