kindle 執筆日記

KDPセレクトで税に関する情報を登録する方法:Amazonで電子書籍を出版する準備

更新日:

どうも公認会話士です。

「出版不況」、「読書離れ」などと叫ばれ、とにかく本が売れなくなったこの時代ですが、
「自分で書いたオリジナルの本を出版してみたい!」
と夢見る人は多い事と思います。

中には個人の自費出版を請け負ってくれる出版社もありますが、せっかくお金を掛けて出版したのに全く売れない……という事態に陥る人がほとんどです。
「出版を勧められたのに全く売れず、借金と大量の在庫が残った」
などと出版社と裁判になっている例もあります。
まぁメリットばかり説明されて口車に乗せられた、という面もあるでしょうが、ある程度は自業自得なんじゃないかなー、という気もします。

出版社が力を入れて売り出してる作家の本だって売れないのに、いきなり無名の作家が自費出版したってそうは売れないでしょう。

でも、全く費用を掛けずに自費出版が出来たらどうですか?

それならもし売れなくても全く懐は痛くないです(心はちょっと痛みます)し、頑張って色んなところで宣伝して売れたら儲けものです。
何かのきっかけで世間の話題にでもなったらベストセラーになるかも?

そんな夢を叶えるきっかけを与えてくれるのがAmazonのKindle Direct Publishing(KDP)です。

それでは早速出版に向けて手続きを始めましょう。
※Amazonのアカウントがあれば登録出来ますので、持ってない方はまずAmazonに登録してくだい。

KDPのサイトはこちら

Amazonにサインイン

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まずはAmazonのアカウントでサインインします。

規約に同意

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すると規約が表示されるので、よく読んで「同意する」をクリック。

出版者情報を入力

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まずは出版者の個人情報を入力しますので、「今すぐ更新」をクリック。

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氏名や住所などの項目を埋めます。
※ペンネームのある人も、ここでは本名を入力してください。ペンネームはいざ出版する本を登録する段階でちゃんと設定出来ますのでご心配なく。

税に関する情報を登録する

さて、ここでちょっと気になる「税に関する情報」というものが出てきました。
ちょっとややこしいのですが、アメリカの法律によると、出版者は税法上の立場を示す情報を提出しなければならないんです。
そのために、アメリカでの税務処理に必要な識別情報TIN(Taxpayer ID Number)を提出しなさい、と要求されてるわけです。

「日本語の本だし、日本でしか売らないんですけど!?」

と思っても、Amazonは全世界で展開しているために、海外からも購入される可能性があるんです。
実際に私の本も、アメリカやドイツやフランスやイギリスのユーザーから購入されたりしてます。

「でもTINって何!?識別情報!?そんなん持ってるわけないだろ!」

という方しかいないと思いますが、Amazonから登録出来ちゃいますので、ササッと入力しちゃいましょう。

まずは「税に関する情報を登録する」をクリック。

米国人かどうかの確認

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米国人ではないなら当然「いいえ」をクリック。

受益者(印税を受け取る人)の情報

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出版するのが個人で、日本に住んでいる事を選択します。
そして名前の入力。
※ここから先は半角英語で入力してください。例「Taro Yamada」

代理人ではなく自分が出版者なら「いいえ」をクリック。

住所の入力(英語)

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次に住所を入力します。
英語での住所入力がよく分からない、という方はこちらのサイトでご自身の住所を入力してみてください。
JuDress.com

米国人かどうか再確認

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では次に米国人なのかどうかのチェック項目です。
まず当てはまらない人が多いと思いますが、もし当てはまる項目があるなら正直にチェックしてください。
そしてTINの項目ですが、持ってない方はもちろん一番下の「米国のTINかつ外国(米国以外)の納税者識別番号を持っていない」にチェック。

書類の確認

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今までに入力した項目をここで確認します。
住所と氏名が正しければ問題ありません。

書類の電子処理・郵送の選択

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次は、先程確認した書類を郵送してもらうかどうか選択します。
郵送には結構時間が掛かるようですが、紙の書類として手元に置いておきたい、と思う方は郵送を希望にチェックを入れてください。

電子署名の登録

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郵送を選択しなかった方は、電子署名をします。
全て確認してチェックをして、英語で署名します。

これでTINの手続きは完了です。

銀行口座の登録

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再度元のページに戻り、売り上げを受け取る銀行口座の登録をしましょう。

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※口座の名義は半角カタカナで入力します。

ついに出版者の仲間入り

さて、ようやく本を出版する準備が整いました。
次は出版する本の登録から出版までを解説していきます。

公認会話士

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