執筆日記 観劇

スーパーエキセントリックシアターの舞台「世界中がフォーリンラブ」を観た感想

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どうも公認会話士です。

このたび、三宅裕司氏が主宰する劇団・スーパーエキセントリックシアターの第58回本公演となる舞台「世界中がフォーリンラブ」を観てきました。
先日生駒ちゃんが主演する舞台をサンシャイン劇場で観まして、その後の劇場スケジュールを調べた時に興味を持ってチケットを取った、という流れです。

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公演情報

2020年10月9日(金)~10月25日(日)
東京・サンシャイン劇場

というわけで、2週間ちょっとの公演期間です。
人気の劇団ですが当日券もあるらしいので、興味のある方は劇場に問い合わせてみましょう。
公式ホームページ





あらすじ

昨今、巷では有名人の不倫や浮気だけでなく、熱愛報道が頻繁に報じられている。
日に日にその数は増えており、しかもこれは有名人に限ったことではない。
一般人による熱愛や不倫などの色恋沙汰、さらに痴漢やセクハラなどのトラブルまでもが多発しているのだ。
この状況を疑問に思った厚生省の専門家チームが調査したところ、ある事実が明らかになる。
痴漢して逮捕された男の体内から未知のウイルスが検出されたのだ。
このウイルスに感染すると、最も活性の高い男性ホルモン・テストステロン(女性の場合はエストロゲン、 オキシトシン)の産生量が増え、異性を惹きつける体臭フェロモンを大量に発散する現象が起こる。
結果、積極性や性衝動を高め、興奮作用のある神経伝達物質(ドーパミン)を促して、人間をいわゆる“肉食系”へと変貌させてしまうのだ。
「瞬く間に人を好きになってしまう」ことから、 “コロッとウイルス”と名付けられた。
コロッとウイルスは猛威を振るいあちらこちらで恋愛トラブルが多発し、世界中が偽りの愛だらけの異世界になってしまった。
この世界のピンチにワクチン開発のために立ち上がったのが老舗の「宝田薬品工業」とベンチャー企業の「テクノバイオ製薬」であった。
イープラスより)

というわけで、ウイルスとか不倫とか、今の世を賑わせている話題をしっかりお笑いにしてしまおう、という気概が感じられますね。
不謹慎と言われかねない繊細なテーマでもありますが、どのように扱うのか注目です。





サンシャイン劇場

では舞台の感想の前に、今回の劇場となるサンシャイン劇場を紹介しておきましょう。
まぁ私のブログを読んでくれている方にはお馴染みの劇場だとは思いますが……

池袋のサンシャインシティにある文化会館の4階がこのサンシャイン劇場です。
客席は816席で、まぁ標準的な広さの劇場といったカンジでしょうか。
席の間隔は前後も左右も狭く、残念ながらあまり座り心地は良くないので、空席を多めにしている今はむしろ観劇には好都合です。
私は今回で恐らく6回目だと思います。

1階席の後方だったのでオペラグラスを持っていきました。
真ん中から後方や、2階席の場合はオペラグラスがあった方が良いと思います!

観た感想

ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。
まずはとにもかくにも本当に面白かったです。
こんなに笑った舞台は「スマートモテリーマン講座」以来かもしれないですね。
時事ネタ満載で、テレビなどで放送したら不謹慎狩りに遭ってしまいそうな危ないネタもちらほら。
でも舞台はそれで良いんです。
何でもアリが舞台の醍醐味の一つだと思いますので。

特に三宅裕司さんと小倉久寛さんの掛け合いはいかにもアドリブ満載というカンジで、何度観に行ってもその都度楽しませてくれそうなシーンでした。
実際に公演中であっても細かい脚本の手直しは続いているそうで、小倉久寛さんはカーテンコールで「今日ようやく完成した」と言ってました。
なので14日よりも前の公演を観に行った方はもう一度観に行った方が良いかもしれないですよ!

さて、それから物語ですが、不変のテーマ「愛」を扱いつつも陳腐で安っぽい展開にはならず、泣けるシーンはしっかり泣けるという奥深いものでした。
非常に満足度の高い舞台だと思いますので是非!

以上、舞台「世界中がフォーリンラブ」の感想でした!
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