ブログネタ：留学するならどこの国？
ミッキー
留学ってどうだろうな
ミニー
あら、何かしら、突然、気持ち悪いわね。したいなら好きにすれば良いじゃないの
ミッキー
いや、別に留学を決意して訊いたわけじゃなくて、留学するとどんなカンジなんだろうな、と思っただけだぞ
ミニー
あらそう。でも決意するかどうかに関わらず、どうしても生じてしまう現象だからそれは避けようが無いんじゃないかしら
ミッキー
え？そうなのか？英語の成績が優秀だと学校から命じられたりするのか？
ミニー
何を言っているのか分からないけれど、成績が悪ければ留年して同じ学年から始めるのはもう仕方がない事態じゃないの。あなたも薄々勘付いているみたいだけれど、きっとなるようにしかならないから諦めた方が良いんじゃないかしら
ミッキー
留学って、留年して同じ学年から始める、って意味じゃないぞ！海外の学校で勉強する事じゃないか！
ミニー
うるさいわね。冗談に決まってるじゃないの。あなたはまず私の冗談を勉強する学校に留学すべきじゃないかしら
ミッキー
いや、本気っぽいトーンで言うもんだからつい……瞬時に冗談って見抜けるようになるには確かに勉強の余地がありそうだな。って、おい、何かさっきは僕が留年して当たり前みたいな事を言ってなかったか？まぁそれも冗談なんだろうけどさ
ミニー
まぁ、冗談ではない事も冗談に聞こえてしまっているのね。やはり一度みっちり勉強しに来る必要があるんじゃないかしら
ミッキー
こら！留年するのは避けられないと思ってるなんて酷いぞ！
ミニー
うるさいわね。冗談だと言っているじゃないの。どうしてここまで逆の意味に捉える事が出来るのかしら、外国人とのコミュニケーションは本当に難しいわね
ミッキー
いや、同じ日本人だけど……っていうかさっきも言ったけどお前の冗談を見抜くのは至難の業だぞ。何となく僕の反応に合わせて瞬時に言う事を選択してるっぽいし……頭の回転の速さではもう全く勝負にならないからな……
ミニー
何をごにょごにょ１０手や１００手どころか１０００手先を読む天才棋士と呼ばれる人と何故か勝負する事になってしまったものの、全く基本やセオリーを無視した理解に苦しむ動きを連発した結果、思わず天才棋士を倒してしまった将棋のど素人みたいにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。それで結局今日は何の話なのかしら？話題が海外へ行ってしまって何が何だかさっぱり分からないわ
ミッキー
いや、だから留学ってどうなんだろうな、と思ってさ。例えばどこか留学してみたい国とかってあるか？
ミニー
あら、そうね。その気になれば勉強なんてどこの国にいても出来ると思うけれど、そこでしか学べない事というのも多少はあるのかもしれないわね
ミッキー
まぁ確かに言葉だけなら日本で勉強出来ても、生活習慣とか、国民性とか、そういうのはその国で生活してみないと深く理解出来ないかもしれないな。で、留学してみたい国ってあるのか？
ミニー
しつこいわね。そんなの未知の国に決まってるじゃないの
ミッキー
へー、そっか。アメリカとかイギリスみたいな定番の留学先じゃなくて、全く日本では情報が入ってこないような国に興味があるわけか
ミニー
違うわよ。ミッキーの国、って言ったの。あなたの家にはまだまだ内部に入り込まなければ分からない要素が隠されているかもしれな……って、何を言わせるのかしら、みっともない
ミッキー
ううっ、僕の家の生活習慣とか、そういうのを知りたいのか？そ、それってやっぱり将来僕と家族になるという理由で……
ミニー
あら、私は裸で生活なんてしないわよ。変態一家と一緒にしないでちょうだい
ミッキー
裸族じゃなくて家族って言ったんだ！
公認会話士が出版した小説一覧はこちら
スポンサーリンク