執筆日記

歯ぎしりは治るのか?歯医者で治療を開始してみた

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どうも公認会話士です。

実は今、歯医者に通院中です。
去年治療したはずの前歯が突然痛くなってしまったためなんですが、歯磨きを怠って虫歯になったわけではありません。
個人的には「またやっちゃった」というカンジでしょうか。

ある程度改善されたと思ってたんですが……。

と、回りくどい話は辞めにしてズバリ原因を言いますと、歯ぎしりです。

昔からどうも寝ている間に歯を食いしばってるらしいんですよね。
過去に誰からも指摘された事が無いので、キュッキュキュッキュと音を出しているレベルではないと思うんですが……って、誰かと同じ部屋で寝るという経験自体がほぼ皆無なので実際にはよく分からないですが。一度自分が寝ている姿を録画してみると良いのかもしれませんね。
まぁどんな歯ぎしりのタイプなのかはともかく、物凄い力で食いしばっているのは確かなようです。

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寝てないのに歯ぎしり?

過去の記事から私の睡眠時の特徴を知っている方ならご存知だと思いますが、私はもう何年間も椅子に座って寝る生活をしていて、部屋には布団もベッドも枕もありません。
パソコンで執筆していてそのまま寝てしまうのも大きな理由の一つですが、最大の理由はこの歯ぎしりのためです。
要するに横になって寝るのが下手なんです。
疲れを取るために寝てるのに、起きると頭は痛いわ顎は痛いわ肩と首は凝ってるわ、あちこち痛い歯があるわの四重苦。

寝れば寝るほど疲れる体質で、「もう一生寝たくない!」と本気で悩み、必死に寝ないようにして横になるのを辞めてみても、やっぱりそのうち睡魔に負けて寝てしまいます。
ところが、座ったまま寝てしまった状態から目を覚ますと「あら?何か凄く身体が軽いし、頭もすっきりする!」と感じて、それ以来座って寝るようになった、というカンジです。

数年間は上手くいってたんですが、次第に座って寝る事に身体が慣れてしまって、また歯を食いしばるようになってしまったみたいです。

こうなったらいよいよ瞼をセロハンテープで引っ張って一生目が閉じないようにするとか、24時間ずっと立ち続けて生活するとか、300年に一人しか達成してない荒行に挑戦する住職みたいな生活をしなければならなくなります。

またあの頭痛と歯痛と全身の凝りに悩まされるのか……と、今後の人生に影を落とすというか、日々幸せに過ごしていく自信が無くなる事態に暗ーい気持ちになりましたが、まずは痛くなった歯を直さなければなりません。

というわけで去年小さな虫歯を数本治療した歯医者に行く事にしました(今思うと、去年よりも前から既に歯ぎしりは始まっていて、歯全体が弱くなってたんでしょうね)。

早速予約の電話を。

「あのー、去年治療した前歯が昨日から痛み出したのでまた治療してもらいたいのですが」

「あ、○○歯科ですか?」

「ん?ええ、そうです」

「あのー、○○歯科さんは先日閉院してしまいまして……」

「は?」

「今は医師もスタッフも全て新しく入れ替わりまして、△△歯科となっております」

「え?同じ場所でですか?」

「ええ、そうです」

なんと、去年行った歯医者が無くなってました!言われてみれば一人しかいない先生はもう結構なお年でしたし、跡継ぎもいなかったんでしょうね。でも同じ場所で違う歯医者が開業したそうです。

「と、とにかく去年治した箇所で、また治療して欲しいんです」

「そうですか。実は○○歯科のカルテなどは全て破棄されてしまったので、改めて初診という事になりますがよろしいですか?」

「は、はぁ。ええ、それで良いです」

という事で、電話を切ってすぐに△△歯科に向かいました。
個人情報とか何とか色々とうるさいのかどうか知らないですが、同じ場所で歯医者するなら歯のカルテくらい引き継いでおけば良いのに!というカンジです。

歯医者に向かう途中、「そういえば今年引っ越したんだし、違う歯医者になっちゃったなら今の家の近所の歯医者の方がよくない?」と気付いてしまいましたが、もう予約してしまったので後の祭です。

歯医者にて

いざ△△歯科に入ると、他の患者は一人もおらず、軽くアンケート用紙に記入したらすぐに治療が始まりました。
歯医者というより整形手術とかが得意そうに見えるすらっとした30歳くらいの先生に替わってます。

レントゲンを撮り、診察台でざっと歯科検診みたいなものをしたところ、

「見たところ、かなり強い力で食いしばって寝てるようですね」

とズバリ言われました。
少しずつ歯が削れてしまうくらい、私の歯ぎしりは酷い状態らしいです。

「歯が弱くなっている部分に薄っすら虫歯のような症状も出てきてるので、まずは一つずつ全部治しましょう。その状態でマウスピースを作れば歯や歯茎へのダメージを防げます」

と、お先真っ暗な人生に光が差すような対処法まで提示してもらい、早速治療が始まりました。
それにしても、歯医者が勧めるリステリンをちゃんと毎日使ってたのに虫歯になるとは……歯ぎしり恐るべしです。

結局前歯は神経が痛み出すくらい酷い状況なので神経を抜いて、しっかり消毒して歯茎に土台を入れて、また削れないようにコーティングを被せる事になりました。
「おいおい大手術やないか。インプラントは1本30万円以上すると聞きましたが!?」
と身構えたものの、そういうのとは違うようです(アンケートにも「全て保険治療で」と書きました)。
ちゃんと麻酔をしたにもかかわらず途中で思わず右手を挙げてしまうくらい激痛が走る治療でしたが、再度神経にも麻酔をして無事に終わりました。
こりゃ麻酔が切れたら物凄く痛みそうだなぁ、とビクビクしましたが、全く痛んだり化膿する事も無く済んで良かったです。

いやはや、若い先生でどうなのかと思いましたが、治療も丁寧で、説明も分かりやすくて良かったです。
前歯の治療の前に歯石取りをしたんですが、それも全然痛くなかったですし。

後は恐らく未経験の助手さんのバキュームさえ上達してくれれば言う事ないです。削ってる歯の近くしか吸ってくれないので途中で喉が詰まって呼吸困難な時間が数十秒続きましたが、治療中でしゃべる事も出来ないので、このまま死ぬのかと思いました。
どうやら先生も気になっていたようで、2回目の治療の時は「中も吸ってください」と何度も指摘するようになってました。私も今後の成長を見守る事にしましょう。

歯ぎしりの原因と対処法

さて、無事に歯の治療も進んでいきそうですが、そもそもどうして歯ぎしりをするようになってしまうんでしょうか。

自覚症状が無いだけで、実は8割近くの方が歯ぎしりをしている、という話もあるようです。
目が覚めた時に顎が痛い日があるとか、肩や首が凝るような人は疑った方が良いかもしれないですね。
原因はストレスとか、睡眠時の姿勢とか、普段から食いしばるのがクセになってる(上下の歯は本来、食事の時以外一切触れ合わないのが基本らしいです)とか、歯並びが悪いとか、色々と言われてます。
私の場合は寝る事自体がストレスですし、言われてみると普段から上下の歯が触れ合ってる時が多い気もします。意識して改善していくしかないみたいですね。

対処法はやはりマウスピースが一般的で、他には特に強く干渉する歯がある時はそこを削って調整したり、顎の筋肉を退化させるためにボトックス注射を打ったりする方法もあるそうです。
実は以前、市販の歯ぎしり用マウスピースを使っても改善されなかった経験があるので、多少不安はあります。
上手く自分の思い通りの歯型にならなかったり、寝てる間に口から出ていたり、マウスピースをガムのようにぐにゃぐにゃ噛んでいるのに気付いて目を覚ました事も。
でも今度はそんな1000円前後の安物と違ってちゃんと歯医者で私専用のを作る(保険適用でも5000円くらいするらしい)ので、上手く睡眠の助けになってくれる事を期待しましょう。
口をテープで留めて鼻呼吸を促すいびき防止用のグッズがありますが、マウスピースが口から出ないように使ってみるのも良いかもしれないですね。

それより何より、いざマウスピースで睡眠が改善されるとなると、もしかしたら今後は横になって寝ても大丈夫になるのかもしれません。
まぁ座椅子があるので新たに布団やベッドを買うつもりはないですが、枕くらいなら買っても良いのかも。
寝るのが上手になって睡眠時間が増えないように気を付けなければならないですね!

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