「恋愛小説」 一覧

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月23日その6

部屋へと戻り、テーブルの前に座ると、食事中でもないのにアンナが寄り添うように座ってきた。 すぐに寝るのかと思ったが、そういう気分でもないのだろうか。 たかがサンタコスとパジャマを隔てただけで、肌と肌が ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月23日その7

「なぁ、一体どうしてアンナは過去の俺の事を知ってるんだ?」 涙がようやく引っ込み、気持ちも落ち着きを取り戻すと、頭の中は一気にクエスチョンマークで埋め尽くされた。 俺の過去を知るアンナ。 過去なんて生 ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:プロローグ1

「泣かないで」 声は届かない。 「ねぇ泣かないで」 私の声は届かない。 泣き止む事も無い。 「もう泣かないで」 彼に私の声は届かない。 彼が泣き止む事も無い。 「私は大丈夫だから」 どれだけ訴えても、 ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:プロローグ2

毎年毎年、飽きもせずやってくる年末。 たまにはショートカットしてしまいたいものだ。 全く面倒臭い。 せめてもっと何事も無いように過ごせないものだろうか。 浮かれたりせず。 慌ただしくなったりせず。 む ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月22日その1

12月22日。 今年もクリスマスがやってくる。 いや、むしろもうすっかりやってきてしまっている。 気の早い街では11月中からイルミネーションなんてものを始めるし、行きつけのスーパーでは10月中からクリ ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月22日その2

一瞬で頭はパニック状態に。 何故俺のベッドに女が……? 女はこの季節には似つかわしくない寒そうな赤い服を着ている。 半袖のミニスカワンピースだ。 裾と袖口と襟に白いファーのような素材がついている。 な ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月22日その3

【飛び出すな車は急に止まれない】 そんな交通標語がずいぶん昔に広まったらしいが、世の中には車以上に全く止まってはくれない物がある。 歩道を暴走したり、コンビニに突っ込んだり、高速道路を逆走したりする車 ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月22日その4

アンナは一言で表現すると、まるで珍獣のような奴だった。 言ってる事もする事も、俺にはよく理解出来ない。 というより、アンナ自身が世の中の色々な事をほとんど理解してない。 まずはとにかくよく食べる。 男 ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月22日その5

さて、一つの例え話が長くなってしまったが、アンナが珍獣としか思えないエピソードは他にもある。 例えば着替えも何も持っていない事。 でもそれは、数日間の滞在ならばあり得ない事では無いのかもしれない。 そ ...

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だから俺はクリスマスが嫌いなんだ:12月22日その6

食事時に見せるアンナの珍獣っぷりを説明するはずが、話がすっかり有耶無耶、メチャクチャになってしまった。 でもそれは仕方のない事だ。 それくらいアンナはメチャクチャなのである。 とにかく先述した通り、ア ...

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