乃木坂46 執筆日記 観劇

柄本明、花總まり、能條愛未(元乃木坂46)出演舞台「本日も休診」を観た感想

投稿日:

どうも公認会話士です。

今年も残り1ヶ月半ほどになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は今月も舞台を観てきました。
元乃木坂46の能條愛未さんが出演する舞台「本日も休診」です。
今年は他に興味をそそられる舞台がもう無いっぽいので、もしかしたら年内最後の観劇になるかもしれません。

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公演情報

11月12日~28日
明治座

というわけで、約2週間の公演です。
当日券もあるみたいなので、興味のある方は劇場に問い合わせてみてください!
ちなみに能條さんは中島早貴さんとWキャストになるので、どちらかが目当ての方はスケジュールをちゃんと確認しておきましょう。
公式ホームページ

上演時間:3時間5分(休憩30分含む)

あらすじ

時は昭和、高度経済成長期の頃。
那須高原のてっぺんにある診療所には今日も「本日休診」の札が下がっている。
診療所の主は見川鯛山センセイ。
時々コワいがとびきり美人な年下の奥さん・テル子に支えられ、医療に身を捧げ…てはいない。
釣り好きで本業なんかそっちのけ、喧嘩友達の茶畠巡査たちにはヤブ医者と馬鹿にされている。
一方、診療所に集まるのはお調子者のホテルの主人・楠田や変わり者の坊主・洋カンなどベテラン看護婦の宮本さんも手を焼くおかしな連中ばかり。
田植えの季節、若い柴田巡査が駐在所に赴任し、東京から来た香織も診療所の仲間に加わった。
田舎の町にも新しい風が吹き、やがて夏へ、秋から冬へ。
次々起こる騒動の中、センセイは那須の大自然のように人々に寄り添う…。
(公式ホームページより)

という事で、題名でも分かりますが、診療所の物語ですね。
どうして休診なのか、休診ではなくなるとしたら何が起こった時なのか、というのが肝になりそうです。

明治座

では舞台の感想の前に、今回の劇場となる明治座を紹介しておきましょう。

名前の通り、明治6年創業の歴史のある劇場です。
現在は平成5年に建てられた浜町センタービル内にあります。
座席数は1368で、平均より大きめの劇場と言えるでしょう。
受付でオペラグラスの貸し出しを行っているのも、歴史のある大きな劇場ならでは、というカンジですね。
明治座の大きな特徴の一つとして、弁当を購入して観劇中に食べる事が許されている、というのがあるんですが、恐らく今はコロナ対策でどの舞台もやってないみたいです。
ちなみに今回は「休憩時間に食堂で食べてください」となってました。
そこまでして明治座で高い弁当を食べる必要があるのだろうか、という気もしますが。

ちなみに1階席後方や2階席、3階席はオペラグラスがあった方が良いです。
今回S席ではなくA席を申し込んだところ、3階席の一番後ろの席のチケットになってしまったので、私ももちろん持っていきました。

舞台の感想

ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。

多少のやり取りの後で暗転して次のシーン、というようにかなり場面転換が多かったですが、物語はとても分かりやすく展開していきます。
場面や状況を説明するストーリーテラーがいる舞台は個人的にあまり好きではないものの、明治座の観客の平均年齢が高い事を考慮しての配慮なのかもしれません。
豪華なベテラン俳優達が出演しているだけあって、どの場面のやり取りも笑いあり緊迫感ありで見応えがあります。

テーマは夫婦愛だったり恋愛だったり家族愛だったり他人への優しさだったり、色々な形の【人間愛】が描かれてました。
コロナ禍で他人との接触を避ける今の世の中に必要な人間らしさが詰まっていたと思います。
休診になる理由も分かりやすく、休診という設定もよく活かされていて、3時間の舞台も最後まで楽しく観れました。

乃木坂46ファンとしての感想

既に卒業してますが、能條さんの寸評も載せておきます。
彼女の舞台を観るのは「じょしらく弐」「墓場女子高生」「セーラームーン」「GIRLS REVUE」に続いて5作品目です。
卒業後もこうして活躍している姿を見れるのは嬉しいですね。

今回は今までの作品とは打って変わって、おしとやかでありながら明るく気が利く朗らかな、いわゆる【よく出来た若い女性】みたいな役でした。
持ち前のコメディエンヌの才能は鳴りを潜めてましたが、舞台に華を添えていて良かったと思います。
ベテラン俳優陣の自由で達者なやり取りも多かったので、そこにもっと絡んでくれてたら嬉しかったですが、まぁ今回は久々に能條さんが観れた良かった、という事にしておきましょう。

以上、舞台「本日も休診」を観た感想でした!
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