執筆日記 観劇

富田靖子、松下洸平主演舞台「母と暮せば」を観た感想

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どうも公認会話士です。
7月に入って一気に雨の日が増えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

最近の梅雨はしとしとではなく、一気にどかっと降る風情の無い雨になってしまってますね。
梅雨って言うか雨季みたいです。

それはさておき、今月も舞台を観に行ってきました。
富田靖子さん、松下洸平さんの二人舞台「母と暮せば」です。

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公演情報

2021年7月3日(土)〜 14日(水)
紀伊國屋ホール

2021年7月19日(月)〜 9月2日(木)
九州演劇鑑賞団体連絡会議[会員制公演]

2021年9月7日(火)〜 9日(木)
横浜演劇鑑賞協会・相模原演劇鑑賞会[会員制公演]

という事で、約2ヶ月に渡って3都市で公演されます。
九州と横浜の公演が会員制公演になってますが、こまつ座という劇団が主宰する舞台なので、その会員になってないとチケットが手に入らないのかもしれません。
詳しくは公式ホームページをどうぞ。

ちなみに東京公演のチケットはあっという間に売り切れて、私はチケットぴあのリセール(行けなくなった人が他の人にチケットを譲る公式の転売システム)で何とかチケットを購入する事が出来ました。
一応当日券もあるみたいですが、恐らくかなり数は少ないと思います!

公演時間:約1時間半(休憩なし)

舞台情報

祈りのナガサキを舞台に紡がれる母と息子の命の物語。

2021年夏、ヒロシマ(『父と暮せば』)、オキナワ(『木の上の軍隊』)に続き、
ナガサキを描くこまつ座「戦後"命"の三部作」第三作が待望の再演。
井上作品の担い手として数多くの作品を手掛ける演出の栗山民也、
情感豊かな演技で陰陽併せ持つ母親像を表現した母・伸子役の富田靖子、
母への想いを熱量豊かに演じた息子・浩二役の松下洸平。
井上ひさしの遺志を受け継いだスタッフ・キャストにより、
数々の賞を受賞した奇跡の物語がさらなる進化を遂げる。

今、地球の上には大きな核爆弾がぶら下がっている状態で、
「もしかしたら未来の自分は核を体験することになるかもしれない......」
という思いは残念ながら世界中の人にあります。
決して被害者としての立場を強調したいわけではなく、
大きな核爆弾がぶら下がっているこの状態をどうしたらいいのかをともに考えたい。
―― 井上ひさし
(公式ホームページより)

というわけで、長崎を舞台にした戦後のお話ですね。
過去に何度か公演されていて、映画化などもされている作品ですが、私は今回が初見です。

紀伊國屋ホール

では舞台の感想の前に、今回の劇場となる紀伊國屋ホールの紹介をしておきましょう。

名前の通り、新宿の紀伊國屋書店の中にある劇場で、418席と小さめです。
私は松村沙友理さんの舞台「FILL-IN~娘のバンドに親が出る~」を観て以来、2度目です。
実は来月生駒ちゃんが主演する「-4D-imetor」という舞台もこの紀伊國屋ホールで観る予定なので、今から楽しみです。

後方の席の方はオペラグラスがあった方が良いと思います!

観た感想

ではなるべくネタバレしないように舞台の感想を。

まずは二人芝居という事で、どちらもセリフの量が凄かったです!
二人とも演技力があって、人が少なくても、セットチェンジが全く無くても、何も不足はありません。
むしろ二人のやり取りをしっかり堪能出来て良かったです。

物語は戦争と原爆を扱っているので、暗くシリアスな場面が多いですが、親子のふとした会話にクスリとしてしまうシーンも多かったです。
最後は悲しくて涙してしまいました。
基本は戦後の被爆者の境遇を描いてますが、そこに少し宗教的な要素も絡んでいるところが興味深かったですし、この物語独自の個性になってると思います。
緊急事態宣言がまた出てしまいましたが、無事に観れて良かったです!

以上、舞台「母と暮せば」を観た感想でした!
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